去る10月7日に開催された「電撃文庫25周年記念 秋の電撃祭」にて、
「やがて君になる」は、恋愛感情がわからないことに悩む少女・小糸侑に、同性の先輩・七海燈子がアプローチをかけてきたことから始まるガールズラブ作品。イベントには小糸侑役の
高田、寿、茅野の3名は入場するなり、この日のイベントが立ち見で行われていることから観客の足腰を気遣う。すでに放送がスタートしている本作についての話題では、寿が実家で家族と一緒に第1話を鑑賞したというエピソードを披露。自身の演じる燈子と侑のシーンを観た父親のリアクションを伝え笑いを誘っていた。
続いて順番にそれぞれ自分が演じるキャラクターを紹介。高田は、自身の演じる侑との共通点を挙げる。寿は燈子をカッコよくて、クールで、モテると評し、ドキッとさせられるシーンもある本作のアフレコでの様子について3人で盛り上がった。茅野は燈子だけでなく、侑との掛け合いも注目ポイントとして伝える。また、茅野が女性を好きになる役を演じることを珍しく感じたという寿に、茅野が過去にも同じような役を演じたことがあると説明する場面では、高田と茅野が共演したアニメ「NEW GAME!」のことを思わせるやりとりに会場から笑いが漏れた。
イベントでは「生徒会サポート対決」と題したコーナーも実施。作中で生徒会長を務める燈子を、侑と沙弥香が支えるということに絡め、寿が制限時間内にお題に沿って描いた絵の続きを、高田と茅野が描きその完成度を競うというもの。早速、迷いなく絵を描き始めた寿が途中の絵を観客に見せると「ああー」とぼんやりと理解したかのようなリアクションが返ってくる。高田がその絵を引き継ぎ完成させ、正解が「運動会」だと伝えられると、その完成度の高さに大きな拍手が起こった。
次のお題では、寿が難しい顔をしながらも筆を進め、絵が披露されると今度は観客もざわざわといった反応。絵を引き継いだ茅野は、制限時間をオーバーしても絵を描き続け苦戦した様子を見せる。観客に正解が「秋葉原」と明かされると、「あー」とはっきりとしないリアクション。最終的にどちらの絵の完成度が高かったのか、寿にジャッジが委ねられると、高田はアフレコでペンを貸したエピソードで寿の気を引き、茅野も差し入れをお勧めしたと応戦する。最後には高田からかわいいもうひと押しがなされ、勝者は高田に決定した。
イベント終盤にはオープニングテーマ「君にふれて」を歌唱する安月名莉子が、サプライズゲストとして登壇。ライブとして歌うのは初めてだという安月が同楽曲を披露し、会場はしっとりとした雰囲気に包まれた。
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