イベントにはアイリーン役の
また「本作を作るにあたって一番大変だったことは?」と聞かれると、吉田は「大変というか一番恐ろしかったのは、アイリーン(を演じられる女優)が本当に存在するのかどうか。ナッツを見つけたときは、一番でかい仕事を終えた感じがしました。俺、勝った!みたいな」とコメント。「彼女が扉から入ってきて0コンマ2秒くらいで即決したんです。いたー!って思いました」と述懐する。同じ質問に、シトイからは「ラストシーンのセリフに感情をどこまで乗せられるかが大変でした」と答えが。それに対して吉田が「(岩男の母・ツル役の)木野花さんが凍え死ぬ可能性があったから『ミスしないでね。頼むよ!』とナッツに言ったら、一発で決めてくれた。すごいポテンシャルです」と賞賛すると、シトイは満面の笑みを浮かべた。
ここでシトイに観客から、「ナッツさん自身は、岩男さんのことを好きになりましたか?」という質問が。シトイは「アイリーンとして、岩男さんに恋しました。彼はすごくミステリアスだけど、人間らしい優しさも持っている」と答える。また「役作りのために、撮影中はずっと自分をアイリーンだと思って生活していたんです。安田さんのことも岩男さんだと思っていて」と明かすと、吉田から「現場で音楽を聴きながら『イエーイ! インスタ撮ろー!』ってやってたじゃん」とツッコミが。シトイは「監督が『本番!』と言った瞬間に切り替えるんです」と返すと、吉田は「安田さんはカットの声がかかっても2時間くらい人を殺した目をしながらウロウロしていたから、2人の温度差がすごかった(笑)」と振り返った。
最後に吉田は「ひさびさに観たら、すごく変な映画だなと我ながら思いました(笑)。こんなに変な映画はなかなかないので、ぜひいろんな方に体感してもらいたいです」と挨拶。シトイは作品の拡散を呼びかけ、イベントは幕を閉じた。
※吉田恵輔の吉はつちよしが正式表記
関連する特集・インタビュー
関連記事
新井英樹のほかの記事
関連商品
リンク
- 「愛しのアイリーン」公式サイト
- 「愛しのアイリーン」予告編
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
マカロニハチコ @hachikorinable
小学生の頃たまたま歯医者で何話か読んだだけなのに、すんごい覚えてる漫画
https://t.co/glw1BxbGg3