「モブサイコ100」は普段は目立たず不器用な性格ながら、強大な力を持つ超能力少年のモブこと影山茂夫を主人公に描かれる“サイキック青春グラフィティ”。このたびの舞台では、原作マンガの単行本3巻でスタートする「律編」が展開される。前作同様、役者たちはステージを縦横無尽に駆け回りながら全身を使ったギャグを連発。また個性的なテルの髪型が再現されているほか、モブと誇山のバトルなど、映像を駆使したアクションシーンも見どころだ。
囲み取材には影山茂夫役の
悪霊のエクボ役を演じるなだぎは、「ずいぶん長い芸能生活をしていますが、首から下を消されたことが初めての経験だった」と初演を振り返りながら、「今回も全身タイツが似合うような体型を作らないとということで、毎日20キロ走ってまいりました」と話すと、キャスト陣から「ウソつけ!」とツッコミが飛ぶ。「いい意味で原作ファンの期待を裏切りつつ、大事なところでは裏切らない舞台にしたい」と意気込んだ。
同作の見どころについて問われると、伊藤は「戦闘シーンが派手です。僕もけっこう動きます。カッコよく見えるように練習してきました」と自信を覗かせた。河原田は「今回は美味しい兼ね役もいただいて。テルとは違うキャラクターなので、ぜひ探してみてください」と呼びかける。松本は「神室との出会いで(律の)心が変化していくところ。それによって生まれた兄さんへのむき出しの感情は、律を演じている身として観てほしいところ」と述べ、今作から参加となる平田も「律と神室で不良たちをねっとりと追い詰めていくところ」を見どころとして語った。また「『この人がこの役をやるんだ』っていう兼ね役がちりばめられている」とさらなるポイントも挙げた。
最後に伊藤は「今回は皆さんのお声がいっぱいあったから続編ができて、うれしく思います。続編が決まったときに『ここの話をやるのかな?』って想像したり期待している部分があると思うんですが、期待通り、それ以上のものができてると思います。ぜひ楽しみに劇場に足を運んでいただければと思います」と挨拶した。
「舞台『モブサイコ100』~裏対裏~」は本日から17日まで東京・天王洲銀河劇場、9月20日から23日まで兵庫・新神戸オリエンタル劇場にて上演。なお同公演のBlu-ray / DVDは2019年2月6日にリリースされる。
「舞台『モブサイコ100』~裏対裏~」
公演日程
日程:2018年9月13日(木)~17日(月・祝)
会場:東京・天王洲 銀河劇場
日程:2018年9月20日(木)~23日(日)
会場:兵庫・新神戸オリエンタル劇場
スタッフ
原作:
脚本・演出:
キャスト
影山茂夫:
花沢輝気:
影山律:
神室真司:
鬼瓦天牙:
徳川光:
米里イチ:末永みゆ
郷田武蔵:
エクボ:
ショウ:
桜威:
誇山:
密裏賢治:平尾健蔵
霊幻新隆:
犬川:森公平
猿田:田代哲哉
雉子林:匁山剛志
佐川:米村秀人
隈川:赤谷翔次郎
志村:能登屋ヒヒ丸
暗田トメ:
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