天貴史役を
白髪になり原作のアカギを再現した吉田は「演者には気分的なものも大切で、ビジュアルを寄せることで気持ちからキャラクターに近付き、その世界観を映像の中でも再現出来たらと考えています」とコメント。また「雀神とまで呼ばれる赤木には全く及びませんが、自分がこの世界で生き続けて来られた経験を台詞に投影してみたいと思っています」とドラマへの意気込みを語っている。
「天 天和通りの快男児」は雀荘で素人を相手に荒稼ぎをしていた男・井川ひろゆきが、無類の勝負強さと強い意思を持つ代打ち・天と出会ったことから始まる麻雀作品。1989年から2002年にかけて、近代麻雀ゴールド(竹書房)に掲載されていた。
吉田栄作(赤木しげる役)コメント
ビジュアルについて
今回僕自身コミックの「赤木しげる」のビジュアルに近付こうと思いました。演者には気分的なものも大切で、ビジュアルを寄せることで気持ちからキャラクターに近付き、その世界観を映像の中でも再現出来たらと考えています。赤木の打つ麻雀や台詞は、経験から来る「自信」と「センス」そして風向きさえ味方にする「強運」で勝ち続けた裏付けのある結果なのだと思います。雀神とまで呼ばれる赤木には全く及びませんが、自分がこの世界で生き続けて来られた経験を台詞に投影してみたいと思っています。
ドラマのみどころ
1番の見どころはやはり、天とひろゆきの師弟関係だと思います。ひろゆきは本来麻雀の世界にいなくても良かった青年…それを慮る(おもんぱかる)天ですが、運命が二人を引き寄せ、天の下で雀士として人として成長して行くひろゆき。時にその前に立ちはだかり、時に誰よりも心強い味方になる、赤木の存在にもご期待下さい。
天貴史役の岸谷五朗の印象
岸谷五朗さんとは初めて共演させていただきます。天役が岸谷さんだと聞き、何と言うか…ぴったりだと思いました。ビジュアル撮影の日にヘアメイクを終えた岸谷さんが現れた時、そこにはまさに「天」がいました!存在感ですね…今回も楽しみながらも熱い、背中でものを語る岸谷さんの天が今からとても楽しみです。
アカギを演じた感想
クランクインしてから4日、僕は2日目からなんですけど、この間ずっとこの卓の前にいてずっと岸谷さん、天を目の前に牌のやりとり、心のやり取りをしっかりと交わせた感じがします。すごくいい3日間だったなと思います。赤木という役を演じる上では本当に不安、プレッシャーが大きかったんですが、なんかこうアカギが少しずつ入ってきている感じですかね、そんな感覚、動きがが出来た3日間でしたね。
やっぱり麻雀、もちろん劇中の中でもカリスマでもあるでしょうし、コミックのファンの方々の中でもそうで、セリフ一つ一つが本当にこう元々重いのと、彼のこれまでの人生すべて詰まった一言一言が一局一局、一牌一牌に込められていると思うんです。だからそれをしっかりとやるために、これまでの自分の人生とかなんかそういうものをしっかり投影しないといけないかなと思います。
松本拓プロデューサーコメント
赤木しげるのキャスティングは正直相当悩みました。福本先生の作品では、確実に代表的なキャラクターであり、その圧倒的存在感、カリスマ性、崇高な雰囲気……全ての「凄み」を演じられる役者さんは誰なのか……。
悩みに悩み、タレント名鑑を眺めていたら、吉田栄作さんに出会いました。
吉田さんが持たれるオーラは赤木しげるに通ずるものがあり、「この人だ!」、そう思い速攻でオファーさせて頂きました。
ご快諾して頂いた時は本当に嬉しかったです。
既に撮影に入っておりますが、赤木しげるの再現度はかなりのものだと自負しています。
「吉田栄作版・赤木しげる」是非、ご期待下さい。
ドラマ「天 天和通りの快男児」
放送情報
テレビ東京にて2018年秋放送、BSジャパンでも放送(時期未定)
スタッフ
原作:
脚本:根本ノンジ、政池洋佑、宮本正樹
監督:二宮崇、柴田啓佑、宮脇亮
チーフプロデューサー:山鹿達也
プロデューサー:松本拓、倉地雄大、渋谷英史、小林泰子
制作協力:テレビ東京、The icon(ジ・アイコン)
製作著作:「天」製作委員会
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