劇場アニメ「
イベントには主人公“僕”役の
Lynnは原作を初めて読んだ際の印象を「温かい言葉がたくさん胸に残った」と回想。続けて「そういった温かい言葉はアニメーションにも出てきます。アニメならではの幻想的な描写もあって、桜良として生きることができて幸せだなあって実感してます」としみじみ語る。牛嶋は本作の制作について「愛情を持って作っていただいた」と述懐し、「ワンカット、ワンカット、絵を作ってくださった皆さん、声を当ててくださった皆さん。妥協を許さず、僕もその愛情に負けないよう必死だった。いい作品になったと自信を持って言えます」と胸を張った。
アフレコの話題になると、藤井は「号泣しながら収録してたんです(笑)。それから完成作をお家で3回観たときも、今朝観返したときも泣いてしまって。もう頭が痛い(笑)」とコメント。Lynnが「今も泣くんじゃないかと思って心配してます」と声をかけると、藤井は「桜良とLynnちゃんの姿がかぶって見えてしまって。収録中に泣いてしまったときもLynnちゃんに『ちょっと抱きつかせてくれよ』ってお願いして、気持ちを落ち着かせてました」とはにかむ。桜良の元カレという役どころの内田は「アフレコ現場で“僕”と桜良の関係を見てると『ああ、いいなあ』と思いつつも、いろんな別の感情が生まれて……。隆弘的には、『ふんっ!(鼻息荒く)』って思うようなシーンもありました」と率直に語った。
和久井からは高杉に対し、「まるでそこに“僕”が存在しているようでした」という言葉も。高杉が「Lynnさんのおかげで“僕”を演じきることができた」と話すと、Lynnは「うれしいですね」と照れ笑いを浮かべ「高杉さんのお声を初めて聞いたときに『ああ、これが“僕”だな』とすごくしっくりきたんです。2人の掛け合いが心地よくて、充実したアフレコの時間でした」と伝える。最後に高杉は「実写映画も原作も素敵な評価を受けている中で、今回劇場アニメをやらせていただくことになり、自分はどうやって“僕”を演じることができるかなと思ってたんです。そんな中、“僕”というキャラクターと一緒にたくさんの人に出会って、高杉真宙自身も成長できました。そんな素敵なキャストやスタッフと作った作品が、素敵じゃないわけがない、と思っています。だからたくさんの人にあたたかく切ない物語が届いて、この2人の距離を感じていただければ」と述べ、イベントを締めくくった。
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