阿久悠×上村一夫が野望に満ちた女を描く「人喰い」発表から47年、初単行本化

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阿久悠原作による上村一夫の単行本「人喰い」が、本日6月12日に発売された。

「人喰い」書店POP

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「人喰い」より。

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「人喰い」はスターに憧れ田舎町を飛び出した少女・那美岐が、芸能界の頂点に上り詰めるため他者を喰いものにしていく物語。1971年に漫画アクション(双葉社)で連載された作品が、47年の時を経て初めて単行本化された。

「人喰い」より。

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原作の阿久は、オーディション番組「スター誕生!」に立ち上げから関わり、また自ら審査員を務め、多くのスター輩出に貢献した人物。本作はそんな阿久が「生まれて初めて出会った天才」と認めた上村のために、「スター誕生!」の開始数カ月前に書き下ろしたものだ。単行本では阿久の長男である深田太郎氏が、「1976年の風景~父のこと、上村さんのこと」と題するあとがきを寄せている。

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