モーニング娘。'18が主演を務める同舞台。昨年にも「ファラオの墓」を原作に、サリオキスとスネフェルのW主人公による舞台が上演されたが、今作ではスネフェルを主役に、母であるメリエト皇太后との確執のほか、婚約者のアンケスエン、彼が出会う1人の少女・ナイルキアを巡る恋物語が展開されていく。さらに死んだと思われたエステーリア国王子・サリオキスが、スネフェルを倒すべくウルジナ国へ攻め入ろうとし……。スネフェル役は石田亜佑美、サリオキス役は加賀楓、ナイルキア役は小田さくら、アンケスエン役は牧野真莉愛が演じ、ケス宰相役は
囲み取材には石田、加賀、小田、牧野、扇、汐月の6名が出席。石田は昨年と同じくスネフェルを演じることについて、「前回も観てくださった方は、もしかしたら『またあのカッコいいスネフェルに会えるのかな』と想像して待っててくださるのかもしれないけど、前回と同じものをやってもつまらないと思います!」と断言しながら、「今回は今回しかないスネフェルの表情を見せられるように稽古を積んできました」と力強く語る。石田と同じく男性キャラクターのサリオキスを演じる加賀は、「私はもともと剣道をやっていたので、殺陣のシーンで見せ場を作っていきたい」と意気込んだ。
取材陣から「この人はこの役にハマってると思う人は?」と質問が飛ぶと、石田は小田について「(小田は)前回まで舞台で男役をやることが多かったけど、女性らしい魅力を人一倍見せることのできる人なんですよ。コンサートでもメンバーの誰よりも女性らしく見せている子なので、今までの舞台ではそれを封印してたけど、今回は『ハイ、私かわいいです▽』みたいな部分を存分に出している」と説明。小田は自身の真似をする石田に「そんなんじゃないですよ!」と突っ込みながらも、「去年までは声を低くするのが大変で。今年は『お兄様▽』って言える立場になったので、私の本領発揮だわ!という気持ちになってます」と素直な気持ちを明かした。
加賀は昨年の公演で女性のナイルキアを演じ、今年は男性のイザイを務める野中美希に触れ、「昨年とのギャップに注目だと思います。去年の野中さんもすごくかわいらしくて好きだったんですけど、イザイ役の男前な野中さんもカッコよくて、どっちの役をやっていても好き」と告白。牧野に対しても同じ質問が向けられると、牧野は「私は加賀楓ちゃんのサリオキスがすごくハマってると思っていて。真っ直ぐな目をしているサリオキスを見て『カッコいい! 好きになりそう!』って思ってます」と回答する。「てっきり自分のお姫様役が(ハマっている)……みたいなことを言うかと思いました」と取材陣に言われると、「……かな、と思ったけど、高校3年生になったのでちょっと大人になりました(笑)」と笑顔を見せた。
最後に石田は「舞台は新たな自分たちを見せられるチャンスの場だと思っています。それぞれ役に入り込んで、自分たちの感情を最大限にお伝えしていけるようにがんばりたいと思います。6月19日と20日に日本武道館でのコンサートもあるので、ここで得た表現力を武道館の公演でも活かせていけるようにがんばります!」と語った。
なお「演劇女子部『ファラオの墓~蛇王・スネフェル~』」は6月15日から17日まで、大阪・大阪メルパルクホールでも上演される。
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「演劇女子部『ファラオの墓~蛇王・スネフェル~』」
東京公演
期間:2018年6月1日(金)~10日(日)
会場:東京・池袋サンシャイン劇場
大阪公演
期間:2018年6月15日(金)~17日(日)
会場:大阪・大阪メルパルクホール
料金:全席指定8000円
スタッフ
原作:
脚本:清水有生
演出:太田善也
音楽:和田俊輔
振付:YOSHIKO
殺陣指導:六本木康弘
キャスト
スネフェル:石田亜佑美
サリオキス:加賀楓
ナイルキア:小田さくら
アンケスエン:牧野真莉愛
トキ:譜久村聖
イザイ:野中美希
アリ:森戸知沙希
パビ:羽賀朱音
ネルラ:飯窪春菜
ルー:横山玲奈
マリタ:生田衣梨奈
ジク:佐藤優樹
メネプ神官:
ケス宰相:
メリエト皇太后:
アンサンブル:石井杏奈、小野田暖優、堀江葵月、前田こころ、野口胡桃
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