イベントには鬼瀬大雅役の
その後の舞台挨拶では、映画に登場する108本のバラにちなみ、映画公開日までに“108個のはじめて”に挑戦するというミッションが課されていた平野が司会進行に初挑戦することに。「平野紫耀 はじめてのMC」と書かれた台本を手渡されると、顔を引き締め「さあ、ということで舞台挨拶のMCを」と意気込む平野。周囲から「古いタイプのMC(笑)」と総ツッコミを受ける。気を取り直した平野が「まず平の、祐奈ちゃん! 奈緒ちゃんを演じるうえで難しかった点は?」と質問すると、平は「奈緒ちゃんは内気なタイプなので私とは真逆なんです。どうしたらそういった感じに見えるか人間観察をしました。大雅くんと出会ったあとの表情の変化も意識しましたね」と回答。この発言に「ほー。ストイックということで」とおざなりな反応を見せる平野に、平は「私の話聞いてました?」と笑顔でチクリ。平野は「いやいや間近で努力している姿を見てたので、がんばってたなーと思います」と弁解した。
続いて三咲渉役の横浜に、平野が「三咲は流星くん史上最高にかわいい役と言われてますが、作品を観ていかがでしたか?」と質問。これまでの舞台挨拶やインタビューで、本作における自身のかわいさを否定していたという横浜は「でもみんなが『かわいい。かわいい』と言ってくれるので自分でもそう思えてきました!」と吹っ切れた様子を見せる。平野から原作でのキャラクター人気は大雅より三咲のほうが高いと伝えられると、横浜はまんざらでもない様子で「なんだか恥ずかしくなってきました」と返す。平野は「普段の流星は男らしいキャラなので、三咲くんを見て『おお、流星どうした?』と思ってました(笑)」と素顔を明かした。その後も登壇者1人ひとりに丁寧に質問を続けながら、会場を沸かせた平野。無事MCを終えると「怖かったー」と安心した様子で笑みを見せた。
イベントでは、平野の“108個のはじめて”の達成祝いと本作の大ヒットを祈願し、くす玉を引く一幕も。最後に平野は「僕自身も初主演でとても思い入れのある作品です。見てるときはなるべく、瞬きなしでお願いします! 皆さんに何か1つでも届いて、“鬼キュン”してもらえたら」と述べ、イベントを締めくくった。
「honey」は、両親を亡くし叔父と2人で暮らすビビリでヘタレな女子高生・小暮奈緒と、強面ながら心は乙女の鬼瀬大雅が織り成す青春ラブストーリー。原作は別冊マーガレット(集英社)にて連載され、全8巻が刊行されている。
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