男性声優12人によるラップソングプロジェクト「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」のイベント「『ヒプノシスマイク -Division Rap Meeting-』ニコ生公開生放送×CDリリース記念イベント」が、本日1月21日に都内にて開催された。
「ヒプノシスマイク」はラップ音楽を原作としたCD企画。12人のキャラクターがイケブクロ、ヨコハマ、シンジュク、シブヤと4つのディビジョンに分かれ、ラップを用いて領土バトルを行っていく。このたびのイベントにはイケブクロ・ディビジョン「Buster Bros!!!」より山田一郎役の
最初のコーナーでは、ニコニコ生放送にて配信されている「ヒプノシスマイク -ニコ生 Rap Battle-」でも行われている「リリックマッチバトル」を展開。視聴者が考えたリリックを“武器”に、木村、石谷、神尾、野津山がA、天崎、駒田、伊東がBという2つのブロックに分かれ、それぞれがラップを披露しバトルを繰り広げる。番組恒例となった“アホほど尺を食う”ヒプマイじゃんけんにてトップバッターに決まったのは石谷。熱のこもったラップでスタートダッシュを切り、続く神尾はフロアに低音を響かせ、木村は噛んでしまう場面を見せながらも軽快なラップを披露した。会場の拍手の大きさにより、Aブロックではステージを広く使いながら観客を盛り上げた野津山に軍配が上がる。
Bブロックも体を張ったヒプマイじゃんけんにてパフォーマンスの順番が決定。先陣を切った伊東は最後にミスを犯してしまい、「あー! もうリベンジしたい!」と悔しがる様子を見せる。1人だけ機材の調子が悪く、有線のマイクを使用した“MC有線”こと天崎は観客の「有線ー!」の声援に応えるように、言葉1つひとつを丁寧にビートに乗せた。Bブロックの勝者は流暢な英語を交えながらも、流れるようなラップを披露した駒田に決定。さらに各ブロックの勝者による対決も行われ、より大きな拍手を浴びた駒田が勝利を掴んだ。駒田以外のメンバーは罰ゲームとして青汁を飲むことになり、「丸ごと大地の味がする」「水槽にこびり付いた苔の味がする」と各々が苦々しい表情を見せた。
イベントでは一郎のソロ曲「俺が一郎」の歌詞の一部をキャスト陣が考え、それを木村が披露していく「『俺が一郎』選手権」と題したコーナーも実施。神尾はカレー、野津山はヒプマイじゃんけんなどそれぞれが思い思いの回答を発表し、次々と木村が歌っていくと会場はさらなる盛り上がりを見せた。木村の「個人的な好み」を理由に「『俺が一郎』選手権」を制したのは、「なにかしら」「そこらへんの」「それはわからん」と曖昧な言葉が並ぶ天崎考案の“自問自答ラップ”。再び木村により披露された“自問自答ラップ”を、観客はコールとともに楽しんだ。
さらにステージでは、「ヒプマイ」の次なる展開「Battle Season」が今春スタートを予定していることも発表。オリジナルグッズの販売のほか、アニメイトカフェ、スイーツパラダイス、カラオケの鉄人といった店舗とのコラボイベントも解禁された。最後の挨拶で野津山は「理鶯さんと絡みがあったり」、駒田は「独歩との過去もあるらしい?」とそれぞれ今後の展開を匂わせる。また天崎は「いつも(ニコ生の)画面の向こうで応援してくださっている方々がいらしてくださって、本当にうれしかったです。これからの展開も発表されましたし、まだまだ言えないことがいっぱいあります」と、石谷は「『ヒプノシスマイク』はシナリオの先がまったく決まっていないので、皆さん1人ひとりが参加していただいて、その声が反映される参加型の作品。皆さんの生の声が聴けて、ニコ生でもたくさんコメントしてくださる方がたくさんいてとても温かい気持ちになりました」とそれぞれファンへメッセージを贈る。続けて木村はファンへ感謝を述べたあと、「どんどん盛り上げていきたい。ゆくゆくはハリウッドで映画化を目指して……山田一郎はエミネムにやってもらおうかなと思います」と展望を語ると、メンバーからは「池袋じゃなくなるんだ(笑)」と突っ込まれていた。
※天崎滉平の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記。
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