テレビシリーズの最終回から10年後の世界を舞台に、再び人類の未来を託されることになったマジンガーZの激闘を描いていく同作。森久保は初代の兜役であり、同作では統合軍司令の声を務める石丸博也とのアフレコ時を振り返り、「当時の様子や『マジンガーZ』に対する思いを伺いたかったんですけど、石丸さんはユーモアのある方なので、『忘れちゃったあ!』っておっしゃっていて(笑)」と石丸のおちゃめな一面を明かす。続けて「『君が思う兜を演じてよ』というふうに言ってくださって。それはそれで大きな言葉で背中を押していただいたので、あとは楽しんでやるだけだと思ってやりました」と作品への意気込みを語った。
映画オリジナルのキャラクターである、人型アンドロイドのリサを演じる上坂。もともとマンガを読んでいたと言う上坂は「私の中で『マジンガーZ』は“輝ける昭和のロボット”っていうイメージがあった」と作品の魅力を述べながら、「完全に新キャラということで、逆に原作に引っ張られず自分のリサを作るのが難しかったです。すごく天真爛漫でかわいいところがある役なので、純真なかわいい女の子のイメージで演じました」と振り返った。シローを演じた花江は「もともと悪童みたいなイメージが強かったので、その面影を残しつつ、大人になったというちょっとした落ち着きも入れて演じようと心がけました」と役作りについて明かした。
右半身が女性、左半身が男性というあしゅら男爵を2人で担当した朴と宮迫。2人同時にアフレコを行うと知ったときは驚いたと話すが、朴は「(宮迫は)息を吸ったら息を吸ってくださるので、すごく合わせやすかったです」と述懐し、宮迫も「いつも横にいる“おかっぱ”より合いやすかったです」と相方の蛍原徹をほのめかし、会場の笑いを誘った。
おかずクラブは統合軍所属のアイドル・マジンガールズのメンバーを担当。「セクシー担当は私たち以外にいないと思ってます」と断言しながらも、ゆいPは「『イヤーン』『アハーン』って言うセリフがあったんですけど、意外に思われるかもしれないんですけど、日常生活でそういう声を出したことがなくて」と告白し、宮迫に「意外ちゃうわ」と突っ込まれる。お互いによりセクシーな声を出し合って確認したと言い、「この『イヤーン』どう思う?」「もうちょっと高いほうがいいんじゃないかしら?」とやり取りをしていたことを明かした。
また45年前の今日、「マジンガーZ」がテレビ放送を開始したことを記念し、壇上には特大の“Z”ケーキが登場。キャスト陣でケーキを囲み“Zポーズ”を決めると、森久保は「こんな日にジャパンプレミアが開催できるなんて特別なものを感じてしまいますね」としみじみ語った。
「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」は、2018年1月13日に全国ロードショー。
※朴ろ美のろは王へんに路が正式表記。
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