イベントには伊藤貢作役の
広瀬も周囲からの反響について「高校時代の友人たちは伊藤先生に恋をしていましたね。みんな『あんな先生いたらいいよね!』って言っています」とコメント。これを受け生田は「いい気分しかしないです。ずっと聞いていられる(笑)」と笑みを浮かべる。
映画スタッフのリサーチによると、女性の92%が観賞中に涙を流したという本作。「どこが観客の心に刺さったと思うか」との司会者からの質問に、生田は「この作品は恋愛することのリアルさをきちんと描いている作品です。フィクションではあるけれど、僕もすずちゃんも他のキャストも人間の心理みたいなものを一生懸命演じたので、そういうところが届いたのかなと思います」と分析する。三木監督も「互いになかなか思いを伝えられない(伊藤先生と響の)2人の心情を、(生田と広瀬が)お芝居の中で細やかに伝えてくれているので、そこに観客の皆さんが共感してくれたんじゃないかと思います」と語った。
また「次に観る際はここに注目してほしい」というポイントを問われた生田は「前腕筋ですね。ここに注目せよ!」と言って腕まくりし、「女性スタッフはシャツのまくり方についても、『もう一巻き!』ってこだわっていましたね」と撮影を回想。広瀬は
その後、三木監督が河原から寄せられた生田と広瀬への手紙を代読することに。河原は生田の演技について「伊藤先生をとにかくカッコよく演じてくださってありがとうございます」と感謝を述べ、「自分が絵を描くときは『変な顔だな』っていうコマとかもあるんですが、映画は何でもない仕草、ひとつひとつのセリフ、手抜き無しで全部カッコよかったです。(物語の)山場の自分の気持ちを告白する場面と、自分の気持ちに向き合う場面の表現は生田さんで本当に良かったと思いました」と称賛する。続いて広瀬には「響という女の子がどういう子なのか、一生懸命考えて表現してくださってありがとうございます。好きな人と少し距離があって、相手が何を考えているかわからなくて、相手の何気ない一言で心が揺れて、振り回されてしまう恋をして。響と同じようにそんな気持ちを知った人はきっとたくさんいると思います。広瀬さんが響の気持ちを泣きながら伝えてくれたので私も泣きました。広瀬さんが響で本当に良かったです」と感謝の言葉を贈る。しんみりとした雰囲気の中、生田は「うれしいですね。河原先生がこのマンガを描いてくださって、その原作をお借りして僕らが映画にして。河原先生が一番最初のお客様というか、先生が喜んでくださった先に今日集まってくださった皆さんがいると思うので」とコメント。広瀬も「(マンガの)実写化をやらせていただいてすごく難しかったです。でも私も普通の女の子だからこそ響が感じる痛みを共有できました。素敵な作品に出会えて幸せに思います」と続けた。
最後に2人は互いにプレゼントを交換。生田は白いロングワンピースを着た広瀬の頭に花冠を乗せると、「天使だね。完全なる天使だよ!」と絶賛する。一方で広瀬からは服の胸ポケットにブートニアを挿してもらい、「女性からお花もらうことってないからね。うれしい」と笑顔を見せた。
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