12月1日に実写映画が公開されることを記念し展開される同展覧会。本田は「チケットを交換するところからわくわくします。中に入ると『あー!』の連続。興奮しっぱなしでした」と楽しさを説明する。本郷は「荒川先生の描いた原画がたくさん並んでいて、筆使いを至近距離で見られてすごくいい経験になりました」と語り、「プロジェクションマッピングを使った派手な演出とか、ここに来ないと楽しめないものがたくさんあったので、ぜひまた来たいなと思いました」と感想を述べた。土田も「細かいところまで遊び心があって、『トイレこっちですよ』のマークもぜひ見てもらいたい!」と楽しげにコメント。「ホムンクルス(人造人間)のエリアでは、ホムンクルスの“核”になっている部分も実際に触れます」とオススメポイントを明かした。
実写映画の見どころについて聞かれると、本田は「アクションシーンがすごい」とそのすごさを説明しようとするが、「錬成したものが実際に観れたのがとっても感動したんですよ! エドがパンッてやって、ダーッて出てくるあれとか……」と勢いよく語り、司会に「指示代名詞が多いですね(笑)」と突っ込まれてしまう。本郷は「CGがすごい」と言い、「今までの日本映画のクオリティじゃないレベルでCGが展開されている。異国の物語を日本人が演じていて『え、どうなの?』って皆さん感じると思うんですけど、CGの力やキャストのビジュアルの寄せ方でその不安はしっかりと払拭できていると思います」と自信を覗かせた。映像を観たという土田も「スケール感がすごかった。(フルCGで制作された)アルも、フルCGだと思っていなかった。すばらしいと思いました」とファン目線で太鼓判を押した。
またオープニングセレモニーでは、小・中・高校生を対象に、「もしも私が錬金術師だったら」をテーマとするイラストコンクールの受賞者を発表。「ハガレン賞」に選ばれた作品は、会場内にて荒川による錬金術師のイラストとともに展示される。さらにセレモニーでは本田、本郷、土田により展覧会のスタートを切るテープカットも行われた。
9月16日から10月29日まで、東京ドームシティ Gallery AaMoにて開催される「鋼の錬金術師展」には、総点数200以上の原画やカラーイラスト、資料が登場。「二人の錬金術師」「人造人間」「最後の戦い」「Animation」など、7つのエリアにて構成され、プロジェクションマッピングや映像を使ったコーナーも用意された。アニメシリーズで使用された資料や、アニメ版でエルリック兄弟を演じた朴ろ美、釘宮理恵の録り下ろし音声ガイドも楽しめる。
さらに同展覧会オリジナルグッズが販売されるショップ「ハボック雑貨店」や、無料で入ることができる実写映画の紹介コーナーも設置。入場者には特典として、荒川描き下ろしによる全7種のブックマーカーが配布される。なお大阪会場は、11月3日から30日まで、大阪南港ATCミュージアムにて展開される予定だ。
※朴ろ美のろは王へんに路が正式表記。
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映画公開記念「鋼の錬金術師展」
東京会場
会期:2017年9月16日(土)~10月29日(日)
時間:10:00~17:00 ※最終入場:閉館の30分前
会場:東京ドームシティ Gallery AaMo
大阪会場
会期:2017年11月3日(金祝)~30日(木)
時間:10:00~17:00 ※最終入場:閉館の30分前
会場:大阪南港ATCミュージアム
チケット情報
入場券
前売:一般・大学生1300円、中高生1000円、小学生以下800円
当日:一般・大学生1500円、中高生1200円、小学生以下1000円
音声ガイド付き入場券
前売:一般・大学生1900円、中高生1600円、小学生以下1400円
当日:一般・大学生2100円、中高生1800円、小学生以下1600円
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