舞台「PLUTO」東京、大阪、海外で上演!主演は森山未來、初舞台の土屋太鳳も

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浦沢直樹×手塚治虫長崎尚志プロデュースによる「PLUTO」を原作とした舞台「プルートゥ PLUTO」が、2018年1月から3月にかけて、東京と大阪にて上演。またヨーロッパでの海外ツアーも行われる。

上段左から大東駿介、森山未來、土屋太鳳。下段左から吉見一豊、柄本明、吹越満。

上段左から大東駿介、森山未來、土屋太鳳。下段左から吉見一豊、柄本明、吹越満。

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手塚治虫による「鉄腕アトム」の中の1エピソード「地上最大のロボット」を、浦沢とストーリー共同制作の長崎が手塚眞の監修を受けてリメイクした「PLUTO」。2015年にはBunkamura シアターコクーンにて、ダンス、音楽、映像、パペットなど、多彩な表現方法を駆使しながら舞台化が実現した。今作では構成・演出などを新たに構築し、新しいキャストを迎えて上演。前作に引き続きアトム役は森山未來が務める。またウランとゲジヒトの妻・ヘレナの2役は、同作が初舞台となる土屋太鳳に決定。さらにゲジヒト役は大東駿介、アブラー役は吹越満が演じるほか、お茶の水博士役は吉見一豊、天馬博士役は柄本明が続投する。

加えて演出と振り付けは、前作と同じくシディ・ラルビ・シェルカウイが担当。前回の公演から3年の時を経て、進化した「プルートゥ PLUTO」が展開される。東京公演は2018年1月7日から28日までBunkamura シアターコクーンで上演。海外公演は同年2月にイギリス、オランダ、ベルギーでのヨーロッパツアーを予定しており、3月上旬には森ノ宮ピロティホールにて大阪公演が実施される予定だ。東京公演のチケットは2017年10月に一斉発売される。

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舞台「プルートゥ PLUTO」

東京公演

日程:2018年1月7日(日)~28日(日)※予定
会場:Bunkamura シアターコクーン

海外公演

日程:2018年2月
会場:イギリス・オランダ・ベルギーにてヨーロッパツアーを予定

大阪公演

日程:2018年3月上旬予定
会場:森ノ宮ピロティホール

演出・振付:シディ・ラルビ・シェルカウイ
出演:森山未來土屋太鳳大東駿介吉見一豊吹越満柄本明、上月一臣、大植真太郎、池島優、大宮大奨、渋谷亘宏、AYUMI、湯浅永麻、森井淳、笹本龍史

森山未來コメント

2012年にシディ・ラルビ・シェルカウイ氏によるダンス作品「TeZu kA」に関わらせていただき、それに続きまたしても自身が敬愛する手塚治虫さんの作品(もちろん浦沢直樹さんの作品でもありますが)で彼と仕事をさせていただけることに縁を感じていました。
ダンス、芝居、映像など様々な要素をラルビの感性によって有機的に絡み合わせ、それを演劇作品として打ち出せたことが新たな視点を生み出すことになったのではないでしょうか。個人的には、文化交流使としてイスラエルに1年間派遣されていた状態から日本に戻ってすぐの公演だったので、日本の商業舞台の構造を改めて客観的に見ることができるタイミングでもありました。一度生まれた作品が一度限りで終わることなく、また関わることができることの喜びを最近は感じるようになりました。できる限り新鮮な気持ちで、ブラッシュアップを重ねて作品がより豊かになるよう精進できればと思っています。
土屋太鳳さんとはいつか関わることができればと思っていたので、一緒に作品作りができるのを今から楽しみにしています。アトムとウランのデュオができたりしたら面白いですよね。

土屋太鳳コメント

演技に心を奪われてから12年、「舞台」という場所に憧れ続けてきました。役を生きる役者さんがたは、動く太陽のように輝いたり、全てが消えてしまいそうなほど胸に迫ったり…素晴らしい演技をたくさん拝見してきました。だからこそ、舞台という場所を目の前にした今、畏れを強く感じています。この畏れを、表現者の方々や時間との出会いによって作品にふさわしい何かに替え、舞台の上で、ウランとヘレナとして生きたいと思います。
(2015年の作品は)お正月に放送された映像を拝見しました。鳥肌がたち、作品というより預言に近い世界観に驚きましたが、深く膨大なメッセージの中に、人が人に伝えるべき大切なものが含まれる物語だと思いました。森山未來さんは、ドキュメンタリー番組を拝見して以来、素晴らしい表現者として心の中にいつも存在しているかたです。森山さんを中心にキャストの方々が表現する世界は壮絶だけれど美しく温かく…自分が将来もし子どもを育てる立場になったら、一緒に観たい作品だと思いました。

大東駿介コメント

子供の頃から手塚作品に魅了され続け、その中でも鉄腕アトムは、数々のエンディング含め、大人になった今だからこそ心打たれる僕にとって大切な作品です。「PLUTO」ももちろん読んでいました。地上最大のロボットが浦沢さんの解釈で新しく壮大に、繊細に描かれる世界にワクワクしながらのめり込みました。まさかそれを舞台でやるとは…!と興奮と悔しさ半分で観劇した前回の公演。浦沢さんの「PLUTO」の繊細な心の描写が圧倒的な身体表現で見事に表現されていたのが印象的でした。そんな勝手に思い入れのある作品にまさか参加できるなんて…。とても楽しみです。

吉見一豊コメント

ダンス観賞好きの私にとって、ダンサーの皆さんと一緒の現場にいられたあの時間は、本当に胸踊るものでした。今回もっともっと彼らのエネルギーと混じり合えるようイメージをもって臨みたいと思います。皆さんよろしくお願いします。

吹越満コメント

森山さんとは、予てより、いつかご一緒できたらよいですね、と言い合っておりましたので、今回の参加、大変嬉しく思っています。ラルビさんとのコミュニケーションはやはり日本語ではないでしょう、、。外国語が全くダメな私は、この機会に少しでも英語が身に付いたらいいな、なんて呑気なことを考えつつ、絶対、足を引っ張っちゃいけない!と緊張もしているのです!!!

柄本明コメント

ラルビは稽古場で毎日新しい問題をおこす。それをやるためにはどうすればいいのか……。それをみんなで考える。そんな真っ当な稽古場でした。幾何学模様が動くたび世界は変わる。あるいは変わってしまう……ということを通しておそらく観ている人の潜在意識にタッチしていったのだと思います。今度はどんな稽古場になるのか?楽しみであります。

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楊(やん) @yan_negimabeya

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