スピッツが映画に書き下ろしの主題歌を提供するのは、2008年に公開された映画「櫻の園-さくらのその-」の主題歌「若葉」以来9年ぶりのこと。「先生!」の執筆時、よくスピッツを聴いていたという河原は、「拝聴して、優しくて噛み締めたくなる曲と歌詞で、特に後半部分は漫画を描くとき自分もそういう表現をしていきたい!と思いました」とコメントを寄せている。またスピッツは楽曲について、「恥ずかしい思い出と向き合いながら作った曲ですが、この可愛い恋愛映画に寄り添うことが出来れば幸いです」と語った。なお同楽曲は、7月5日にリリースされるスピッツのアルバム「CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-」に収録される。
「先生!」は10月28日にロードショー。主題歌情報の公開に合わせ、
河原和音コメント
先生!を描いていた時、ちょうど
恋に関して私自身も、漫画の中のキャラ達もみんな悩んでいるので勝手にリンクさせています。
スピッツ コメント
恋愛は大体がキレイ事ではありません。でもそんな中で悩んでもがくのが醍醐味だとオジさんたちは思うのです。
恥ずかしい思い出と向き合いながら作った曲ですが、この可愛い恋愛映画に寄り添うことが出来れば幸いです。
三木孝浩監督コメント
スピッツさんの歌は僕にとってずっと、片想いの音楽でした。
届かぬ想いのほろ苦さや、たわいもない卑屈な自己憐憫を優しく包んで肯定してくれる、あの頃の自分にとって無くてはならない存在でした。今回そのスピッツさんにお願いすることができて、本当に嬉しく思います。
この主題歌「歌ウサギ」も、大人になっていくことへの寂しさをどこかで感じながら甘い感傷がたまらなく心地よい、『先生!』の世界をより深く増幅させてくれる最高の曲になったと思います。
エンドロールでこの曲を聴きながら、観客の皆さんが誰かをひたむきに想っていた頃を思い出してくれたら嬉しいです。
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