「俺節」は1991年から1993年まで、週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)にて連載されていた物語。青森県津軽出身の高校生・海鹿耕治が単身上京し、演歌歌手を目指して奮闘する青春群像劇だ。主人公の耕治ことコージ役は
フォトコールではオキナワらが暮らすドヤ街・みれん横丁に、店を抜け出したテレサが流れ着くシーンを展開。彼女を追ってきたヤクザに反抗しボコボコにされてしまったコージは、立ち上がり「今度はオラの武器であんたらを殴る……!」と演歌を歌い始める。それに触発されたオキナワも力一杯ギターをかき鳴らし、2人の息の合った掛け合いが披露された。
安田、福士、シャーロットの3人が参加した囲み取材にて、安田は「演歌というのは叫びに近いというか、今回の作品では気持ちを届けることに重きを置いています」とコメント。「原作で出てくる歌詞自体がストーリーを描いているので、それを舞台で観せるというのはやっていて楽しいですね」と続け、「みんなでしっかり稽古を積んできたので、早く(初日の幕が)開いたらいいなと思ってます」と笑顔で語った。
オキナワ役でギターに挑戦する福士について、安田は「めっちゃ練習してましたよ!」と明かす。「自分もギターをやってるからわかるんですけど、最初は本当に難しいんですよね。でも福士くんは、初めて合わせるときにもうこなしてたから。アドバイスするというより、2人で一緒に歩んできたという感じです」と述懐した。シャーロットは「(安田は)求められるもの以上にエネルギーを使って稽古されている、素晴らしいリーダー」と安田の座長ぶりを称賛。また「稽古が始まる前に、『一緒に失敗していこう』と安田さんに声をかけてもらったので、安心して日本語のセリフにチャレンジできました」とエピソードを披露した。
稽古で体重が5キロ落ちたことを明かした安田は、「(脚本・演出の)福原(充則)さんからは『カーテンコールのときに立っていられる余力を残さないくらいにやってほしい』と言われていて。自然とそれくらいの気持ちになれました。それだけ土田世紀さんが描いた『俺節』のエネルギーがすごかったということを実感してます」と思いを述べる。最後に安田は劇中のセリフを引用して、「僕の武器はこのカンパニーです。キャストみんなが自分たちの武器をそれぞれ出して戦えれば」と抱負を語った。
舞台「俺節」は、本日から6月18日まで東京・TBS赤坂ACTシアターにて、6月24日から30日まで大阪・オリックス劇場にて上演される。また「俺節」の原画展も目下開催中。6月18日まで東京・赤坂サカスのサカス広場内、赤坂ギャラリーにて鑑賞できる。
舞台「俺節」
期間:2017年5月28日(日)~6月18日(日)
会場:東京・TBS赤坂ACTシアター
期間:2017年6月24日(土)~30日(金)
会場:大阪・オリックス劇場
原作:
脚本・演出:
キャスト
海鹿耕治:
テレサ:
南風原太郎:
流しの大野:
寺泊行代 / マリアン:
エドゥアルダ / 才原:
戌亥辰巳 / 金村:
北野波平:
ほか
※西岡徳馬の「徳」は旧字が正式表記。
「俺節」原画展
日程:2017年5月26日(金)~6月18日(日)※5月31日(水)、6月6日(火)、7日(水)、14日(水)は休展日
時間:12:00~19:00 ※5月26日(金)は13:00オープン
会場:akasakaSacas サカス広場内 赤坂ギャラリー
料金:無料
関連記事
土田世紀のほかの記事
関連商品
リンク
- 安田章大主演舞台『俺節』公式
- 舞台「俺節」公式 (@orebushi) | Twitter
- 赤坂サカス|「俺節」原画展
- ホーム - project-seiki ページ
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
@thizchan @Chiz5010
土田先生の死は本当に無念でした。QT
舞台「俺節」開幕!関ジャニ∞安田、力の限り演歌で気持ち届ける #SmartNews https://t.co/IK0hbU6vYk