この日に撮影されたのは、高杉晋助率いる攘夷過激派集団“鬼兵隊”の船に、真選組が乗り込むシーン。
舞台となる船のセットが建造されたスタジオ内に、真選組の“鬼の副長”と恐れられる土方役の柳楽はタバコをくわえて刀を手に、隙あらばNo.2の座を狙うドS・沖田役の吉沢はバズーカを担いで登場した。“人斬り似蔵”を前にした沖田が土方を盾に危険を回避しようとし、それを受け土方が「嘘でしょーっ!!!」と叫ぶ同シーンでは、
本作への参加を決めたきっかけを、柳楽は「福田組に呼んでもらえたので、ぜひ!という気持ちが強かったですね。それで『銀魂』です、土方十四郎役ですと聞いて、いい役くれてありがとうございます!!って感じでした」と振り返る。特に原作の大ファンだった自身の妹からは「今までで一番尊敬する」と言われたそう。同役を演じることについて「これまでも原作ものをやらせてもらってはいるんですけど、圧倒的に人気なんですよね、土方さん」とプレッシャーを明かし、役作りに関しては「監督から『アニメやマンガを意識しすぎてそっちのまねをするよりも、“柳楽くんが演じた実写版の土方”がいいんじゃないか』と言われて。もちろん勉強はしましたけど、意識しすぎないようにしました」と説明。「いい男を演じられてよかった。俳優としてそれが一番うれしいです」と満足気な様子だった。
キャスト発表の新聞記事を見て「これだけ主役級の豪華キャストの皆さんがバババンといる中に、1人だけ僕がポツーンといて申し訳なかった」と謙遜する吉沢。しかし沖田のキャラクタービジュアルが原作ファンから好評だったことを伝えると「本当ですか? めっちゃうれしい。やっぱり剣道やってるっていうのが大きいんですかね?」と笑顔を見せる。自身は剣道二段の腕前だが、本編の見せ場ではほぼバズーカを使用。この日もバズーカの構え方や手の角度など、福田監督から細かい演出を受けていた。役作りに関しては、柳楽とは反対に「今回ほど原作を意識してやった作品はないかもしれません。ガチのファンの人たちに『全然沖田じゃねーじゃん!』って言われるのは嫌なので」と明かし、「何より声のテンションを一番考えました。喋り方やイントネーションを、原作を読んで、アニメを観て意識しました」とこだわりを語った。
7月14日公開の映画「銀魂」は、宇宙からやってきた天人が住まうパラレルワールドの江戸を舞台に、万事屋を営む坂田銀時と仲間たちのドタバタを描く作品。
映画「銀魂」
2017年7月14日公開
脚本・監督:
原作:「
キャスト
坂田銀時:
志村新八:
神楽:
土方十四郎:
岡田似蔵:
沖田総悟:
村田鉄子:
平賀源外:
志村妙:
桂小太郎:
武市変平太:
来島また子:
村田鉄矢:
近藤勲:
高杉晋助:
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- 実写映画化! 2017年公開 映画『銀魂』公式サイト
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