演劇「ハイキュー!!」展、本日オープン！舞台セットやバックステージ再現も

古舘春一原作による「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』」の展示イベント「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』展」が、本日4月25日に東京・Gallery AaMoにてスタート。日向翔陽役の須賀健太らが、オープニングセレモニーに登場した。

会場にはこれまでの公演で使用された舞台セットや小道具、衣装などが並ぶ。目玉となる展示は、初演から「烏野、復活！」までの96公演にて使われた舞台セット。傾斜の付いた舞台には、約10分間に及ぶオリジナルのプロジェクションマッピングが投影される。また来場者はキャストの足跡や、位置を示す印となるバミリがそのまま残った舞台に実際に上がることも可能だ。

そのほか各校の衣装コーナーでは、デザインのコンセプトや豆知識の紹介も。さらにバックステージの再現や、撮影コーナー、ボツになったアイテム紹介や未公開写真コーナーなど、盛りだくさんの内容が楽しめる。なお来場者には「オリジナルプレイヤーズカード」を進呈。全36種が用意されており、ランダムに1枚プレゼントされる。

オープニングセレモニーには須賀のほか、影山飛雄役の木村達成、月島蛍役の小坂涼太郎、山口忠役の三浦海里、田中龍之介役の塩田康平、西谷夕役の橋本祥平、縁下力役の川原一馬、澤村大地役の秋沢健太朗、菅原孝支役の猪野広樹、東峰旭役の冨森ジャスティン、演出を手がけるウォーリー木下が参加。それぞれ展覧会でも販売されている「劇団『ハイキュー!!』オリジナルジャージ」に身を包んで登場し、ウォーリーは「演劇『ハイキュー!!』は展覧会ができるくらい、みんなでわいわい考えたアイデアが詰まった作品。初演のときから展覧会をやりたかった。やっと実現しました」と喜びを露わにした。

続く須賀は「演劇『ハイキュー!!』が始まって2年経ちました。いろんなアイデアを詰め込みながら、こうして一歩一歩、演劇『ハイキュー!!』とともに歩んで来れたんじゃないかと思います」と振り返りながら、「そのひとつの結晶がこういった形で実現することができました。僕たちにとってもうれしく、皆さんへの感謝の気持ちがこもった展示です」とコメント。木村は「久しぶりに写真やセットを見たらジンと来ちゃって……。映像とかも感極まるものがありました。俺らがやってたことは間違いじゃなかったと本当に思えた、その瞬間を改めて実感できました」と感慨深げに語った。

「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』展」は、5月28日まで開催。期間中、東京ドームシティ内にはフォトスポットが4カ所用意されている。さらに同展の入場券を東京ドームシティ内の対象となるカフェ、レストランにて提示した人には、数量限定でオリジナルステッカーをプレゼント。また「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“勝者と敗者”」の東京凱旋公演は、4月28日から5月7日まで東京・TOKYO DOME CITY HALLにて行われる。