江川達也が自身の体験談とともにマンガの描き方を指南、小学館の新企画で

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江川達也によるマンガ講座「絵が描けない人のためのマンガ入門」が、去る4月8日に小学館の社屋にて開催された。

講座の様子。

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江川達也

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同イベントは、小学館によるカルチャースクール「小学館カルチャーライブ!」の第1弾として企画されたもの。江川は絵が描けない人、ストーリーをどう作るか悩んでいる人のために、自身の体験談を用いながらマンガの描き方を指南していく。江川は自身が新人の頃を振り返り、出版社にマンガを持ち込んだ際に「かわいい女の子を作ったほうが反応がよかった」と述懐。「ストーリーより、みんなが『かわいい』『カッコいい』と感じるキャラクターを重視した作り方がいいと気づいた」「キャラの魅力が出るセリフを考え、どう重ねていくとそのキャラが魅力的に見えるようになるかを考えてマンガを作るようになった」と語った。

「マンガ~る!!」の使用イメージ。

「マンガ~る!!」の使用イメージ。[拡大]

また「自分の中にあるモヤモヤした感情も、キャラクターを介することによって自然と出てくる。それを出していくのが創作の作業の1つなんじゃないか」と考えを述べる。「BE FREE!」「まじかる☆タルるートくん」「東京大学物語」などの自身の作品を例として挙げながら、制作の過程を語っていった。

講座の様子。

講座の様子。[拡大]

そのほか「絵が描けない人は、落書きのようにただただセリフを書いていくのもいいと思う」という考えも。「自分がこのキャラクターに(このセリフを)言わせたいとか、思いついたことをドンドン描いていって。そのあと『これはいいな』って思ったものを抽出して、増やしていく」と話し、「最初は立派なものじゃなくてもいいから、キャラクターとセリフを育てていく癖をつける」と受講者にマンガの描き方を論じた。また講座では、江川が開発したiOS用のアプリ「マンガ~る!!」を用いたマンガの描き方も伝授。キャラクターにセリフをしゃべらせ、遊びながらストーリーを考えていく方法を説明した。

「小学館カルチャーライブ!」では、今後もマンガ家や編集者による講座やトークイベントを展開予定。複数回にわたるシリーズ講座や、子供向けのイベントも企画されているとのこと。

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シュターデン提督 @AdmiralStaden

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おそるべき面の皮の厚さ・・・漫画界のヨブ・トリューニヒトか

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