喜矢武は大勢の報道陣を前に「すみません、こんなにたくさん集まっていただいて。まだ僕らもちょっと人気あるんだなって思います」と冗談を零しながら、「有名な作品なので名前に負けないようにしっかりとやらせていただきたい」と意気込む。若月は自身が演じるかごめについて「乃木坂46にはいないような女の子」と例えながら、「犬夜叉を魅力的に見せられるようなかごめちゃんが演じられたらいいなと思います」と語った。
また滝口は「顔合わせのときに留美子先生にお会いしたんですが、すごく楽しみにしてくださっているというお話だったので、先生を、そしてファンの皆さんを楽しませられるような舞台ができたら」とコメント。木村は「脚本もすごく面白いので、高橋留美子先生の『犬夜叉』というマンガを体現できているのではないかと」と話し、喜矢武について「非常にがんばっていただいてる。本当に素晴らしいキレと、しなやかな体の動かし方をされているので、多くの方に観ていただけたら」と称えると、横で聞いていた喜矢武は「へへへ。あとでお小遣いあげる」と喜んだ顔を見せた。
稽古中の様子を問われた滝口は、「喜矢武くんが徹夜明けくらいの疲れてる顔で毎朝稽古場に来る」と告白。喜矢武が「稽古をアホみたいにやるんですよ」と続けると、木村は「(喜矢武は)稽古終わっても残って練習するんですよ、すごい疲れてるのに」と様子を明かした。滝口に「みんなでご飯食べに行くとき最後までいますよね」と触れられた喜矢武は、「みんなでわいわいする時間が少ないじゃない。だからご飯とか行くと楽しくなっちゃうんだよね。愛し愛されのみんなです」と語り、キャストの笑いを誘った。
報道陣から好きな高橋作品を聞かれた喜矢武は「『らんま1/2』がすごい好きです。ゲームもアニメもめちゃめちゃ好きでした」と当時を振り返る。若月は本作の「犬夜叉」を挙げ、「すごく大好きだったので、舞台のお話をいただいたときは心の中で発狂してました」と笑顔を見せた。
「犬夜叉」は500年前の戦国時代へとタイムスリップしてしまった中学生の日暮かごめと、そこで出会った半妖の少年・犬夜叉を中心とした物語。手にしたものに強い力を与えるという四魂の玉のかけらを集めるべく、犬夜叉とかごめ、桔梗の妹・楓、道中出会った法師の弥勒と旅する姿が描かれる。舞台では映像を使った演出を盛り込みながら、アクションシーンや殺陣など、迫力あるステージが展開される。なお4月15日に行われる千秋楽公演では、全国60館の劇場でライブビューイングを実施。チケットの一般発売は4月8日10時にスタートする。
「犬夜叉」
日程:2017年4月6日(木)~15日(土)
会場:天王洲 銀河劇場
キャスト
犬夜叉:
日暮かごめ:
殺生丸:
桔梗:伊藤純奈(乃木坂46)
弥勒:
楓:
和尚:
奈落:
小笠原竜哉、湯浅雅恭、浦家賢士、田邊俊喜、朝倉佑介、岩倉隼人、神久保翔也、木村健人、金子佳代、石井玲歌、吉田紗莉奈(※吉の上は土) ほか
スタッフ
原作:
脚本:松村武
演出:茅野イサム
制作 ネルケプランニング
主催:ネルケプランニング、ユークリッド・エージェンシー、小学館
チケット料金:8500円(全席指定)
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