「覆面系ノイズ」劇中の楽曲に早見沙織「魂を込めて歌った」と自身持って宣言

福山リョウコ原作によるテレビアニメ「覆面系ノイズ」のステージイベントが、本日3月26日に東京ビッグサイトにて行われた「AnimeJapan 2017」にて実施された。

イベントではニノこと有栖川仁乃役の早見沙織、ユズこと杠花奏役の山下大輝、モモこと榊桃役の内山昂輝の3人が壇上に。早見が作品の魅力について「それぞれで共感する箇所が違う作品になるのかなと思います。音楽に共感する人もいるでしょうし、すれ違う気持ちに共感する人もいるでしょうし」と説明すると、内山が「人間関係を相関図で表すと、矢印がいろいろな方向に向いていて、切ない恋が描かれています」と続ける。さらに山下が「原作を読んでいたとき、アニメではどういう曲になるんだろうというのが気になっていました。ニノはどうやってこんなに人の心を動かすんだろう、どんな声なんだろうって」と音楽ものならではの視点から期待を語り、内山が「奇跡の歌声！」と発言すると、早見は思わず「あんまり盛らないでください！」と慌てた。

その後劇中に登場するキャラクターの紹介コーナーを経て、昨日公開されたばかりの新PVを鑑賞。早見は劇中に登場する楽曲について「本当に丁寧に録りました。本当にいい曲だし、魂に訴えかける楽曲なので、私も魂を込めました」と自信を持って宣言する。そして司会者が福山からのファンやスタッフ、キャストへのアニメ化に対する感謝を綴ったメッセージを代読。最後に登壇者と劇中バンド・in No hurry to shoutのコスプレイヤー、観客の全員で記念撮影を行いステージイベントは終了した。

実写映画化も決定している「覆面系ノイズ」は、音楽に青春を懸ける高校生たちによる、片思いだらけのラブストーリー。高橋秀弥が監督を務めるアニメは4月11日23時よりTOKYO MXほかにてオンエアされる。

なおコミックナタリーでは原作マンガの最新12巻発売とアニメの放送に合わせ、福山と早見の対談を公開中。切なさと激情に満ちた本作の魅力をたっぷりと語り尽くしてもらった。