「南瓜とマヨネーズ」は夢を追うミュージシャン志望の恋人と、自由奔放で女好きな昔の恋人の間で揺れる女心を描く恋愛マンガ。1998年から1999年にかけてCUTiE comic(宝島社)にて発表された。
主人公の女性・ツチダ役は
監督としてメガホンを取るのは「パビリオン山椒魚」の
映画化発表に際し、キャストや魚喃からコメントが到着。「ツチダそっくりな人を探した」という監督からオファーを受けた臼田は、「映画を作りました。と、こうして皆様に伝えられること、ツチダとして過ごした時間、せいちゃんが太賀さんだったこと、ハギオがオダギリさんだったこと、すべてが尊くて、大切で、嬉しいです」と声を寄せる。映像をすでに鑑賞したという魚喃は「みごとにのまれた、感謝!」と賛辞を贈った。
魚喃キリコ
みごとにのまれた、感謝!
臼田あさ美(ツチダ役)コメント
映画を作りました。と、こうして皆様に伝えられること、ツチダとして過ごした時間、せいちゃんが太賀さんだったこと、ハギオがオダギリさんだったこと、すべてが尊くて、大切で、嬉しいです。そして4年も前に声をかけてくださった監督の冨永さんと、やっとの想いで特別な日常を収めました。1999年の魚喃キリコさんが誕生させたツチダが2017年の今も相変わらず元気でやってます。
太賀(せいいち役)コメント
映画に参加するにあたって原作を読ませて頂きました。自らの感情のわからなさに立ち止まる登場人物に強烈に共感を抱きました。あたり前の事なんて何一つもない、男女の平凡な奇跡と、葛藤。この原作のもつ普遍的な尊さがどうか映画に宿ってくれと、撮影に臨みました。
冨永組として「南瓜とマヨネーズ」を作っていく過程は、役者としてあまりにも濃密で幸せな時間で、撮影を終えた今でも、心地の良い余韻がまだ残っています。原作ファンの方にも映画ファンの方にも納得して頂ける作品になっていると思います。
冨永昌敬(監督・脚本)コメント
主人公ツチダの望みは「せいちゃんの歌を聴きたい」というごく些細なものでした。せいちゃんが軽い性格だったら一秒後にはイントロが聴けるかもしれないほど、些細な望みです。もの作りというのは自意識と生活と時間のあいだで、その三つを削るようにして為されるものである。などと断言するつもりはありませんが、ある意味で時間にボロ負けしてしまったのがこの二人なのだと思います。結末にはツチダの涙とせいちゃんの歌声と、二人の爽快な敗北が待っています。と言ったところでネタバレ全然してません。この映画が目指したのは、結末を先に知ってもまったくネタバレにならない魚喃さんの作品の、とりわけその描写の強さでした。なので、まず、魚喃さんが描いたツチダそっくりな人を探しました。その女優はすぐに見つかりましたが、似ているのは顔だけではなかった気がします。ツチダは臼田さん以外にありえません。臼田さん本人もそう思ってるはずです。
映画「南瓜とマヨネーズ」
監督・脚本:
原作:
出演:
音楽監修・劇中歌制作:やくしまるえつこ
配給:S・D・P
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浅羽ネム💤 @asanem800
魚喃キリコ「南瓜とマヨネーズ」映画化!臼田あさ美、太賀、オダジョーが出演 - コミックナタリー https://t.co/oGM8wiVde2
相関図出た!(何ですかこのザ・テレビジョンのドラマ相関図みたいな解説の仕方)