イベントにはキラ役の
注目シーンを問われた中川は「やっぱりカーテンの刑ですね。いよいよ大きなスクリーンで観れますよ。あんなにアップで自分のキスシーンを観たことがないので、恥ずかしかったんですけど、新しいものが作り出せたなと思います」と自信満々に宣言。飯野はニノが意思表明として前髪を切るシーンを挙げ、「ニノンちゃんがキラくんに対して初めて思いをぶつけるシーンなので、力を入れました。『わたし、365日、キラくんと一緒にいます』っていうキャッチコピーになったセリフにも注目していただけたら」と解説した。
ニノとキラが通う高校の英語教師として、[Alexandros]の川上も出演している本作。もともと映画好きだったという川上は「キャスト、スタッフ1人ひとりの熱い思いがこもっている。演技する日に、のほほんと構えたらまずいなと思って、がんばりました。初めての演技だったんですけど、たぶんこれで最後になると思います」と回想する。これを受け中川が「最初観たとき『本当にカッコいい……』と思いました」とつぶやくと、川上は「今ちょっとドキドキしました」と反応した。
最後にみきもとから寄せられた手紙をMCがサプライズで代読。みきもとは手紙の中で「『キラ君』は、少女マンガならではのキュンキュンさせる物語でもありますが、根底にある人とのつながりを描きたいなと思ってスタートさせました。基本的にネガティブな性格なのでそれが表現できているか自分では自信がなかったのですが、皆さんのインタビュー記事などを拝見させていただき、その部分をしっかり汲み取っていただけているんだと実感できて、とてもうれしかったです」と原作の制作過程を振り返りながら、キャスト陣への感謝を述べる。
また中川が演じたキラについて「中川さんのキラはすべてのシーンで熱弁できるくらい完璧なキラでした。中川さんがキラを演じ始めた頃のつらそうな状況などをブログで拝見して、いたたまれない気持ちになりました。私もキラというキャラは手探りで作り上げていった難しい男の子だったので、ときにどう動かしたらいいのかわからないと悩んだりもしたものです。だから同時に中川さんが本気でこの役に向き合ってくださっているんだと実感し、この人がキラでよかったと胸が熱くなりました。主演中川大志という文字が私の宝物になり、自慢になりました」と称賛。これを受け中川は、「ちょっとこういうのはずるいですね(笑)」とコメントしながら、「この現場は楽しいこともありましたけど、それ以上に正直僕の中ではつらいこともいっぱいあって、毎日いっぱい悩みました。ただ本当にこの初日を迎えられて、そしてみきもと先生かもこんなありがたいお言葉をいただいて、このタイミングで『今日のキラくん』という作品に出会えたことが、役者として宝物だなと改めて感じています」と謝辞を述べた。
「きょうのキラ君」は変わり者の女子高生“ニノ”こと岡村ニノンと、重大な秘密を抱えて生きる遊び人の“キラ”こと吉良ゆいじのラブストーリー。2011年から2014年まで別冊フレンド(講談社)にて連載され、単行本は全9巻が刊行されている。
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