「あさひなぐ」西野七瀬で映画化＆齋藤飛鳥で舞台化決定、乃木坂46とタッグ

こざき亜衣「あさひなぐ」の映画化と舞台化が決定した。映画の主演は西野七瀬（乃木坂46）、舞台の主演は齋藤飛鳥（乃木坂46）が務める。

これは昨日2月21日に、埼玉・さいたまスーパーアリーナにて行われた乃木坂46のアニバーサリーライブ「5th YEAR BIRTHDAY LIVE」でサプライズ発表されたもの。映画は3月にクランクインし、今秋全国ロードショー。西野は映画初出演にして初主演となる。舞台版は5月20日より上演。井上小百合、新内眞衣、若月佑美、生駒里奈、堀未央奈、衛藤美彩、北野日奈子がキャストに名を連ねている。また元宝塚のトップスター・真琴つばさをはじめ、石井一彰、則松亜海らも出演。映画版と舞台版で異なるキャストが、「あさひなぐ」に挑む。

さらにスタッフも明らかに。映画の監督は「高校デビュー」「ヒロイン失格」の英勉。舞台は「二都物語」「フランケンシュタイン」などを手がけた板垣恭一が担当する。

週刊ビッグコミックスピリッツ（小学館）にて連載中の「あさひなぐ」は、高校の薙刀部を舞台とした青春ストーリー。2015年に第60回小学館漫画賞一般向け部門を受賞し、単行本は21巻まで刊行されている。映画化と舞台化の発表に合わせ、こざきのコメントも到着。「『仲間であり、同時にライバルでもある。』という部活動における武道の性質は、なんだかアイドルに似ているなと漫画を描きながら常々思っていました。それがこんな風に形になる日が来るとは…夢には思ってもまさか実現するとは思いませんでした。乃木坂46というグループの持つ凜とした透明な空気感、可愛らしさだけではない個々の意志の強さのようなものがきっとこの作品に特別な命を吹き込んでくれるものと思います」とキャストを激励した。

こざき亜衣コメント

『仲間であり、同時にライバルでもある。』という部活動における武道の性質は、なんだかアイドルに似ているなと漫画を描きながら常々思っていました。それがこんな風に形になる日が来るとは…夢には思ってもまさか実現するとは思いませんでした。乃木坂46というグループの持つ凜とした透明な空気感、可愛らしさだけではない個々の意志の強さのようなものがきっとこの作品に特別な命を吹き込んでくれるものと思います。普段から厳しい世界に身を置く彼女達だからこそ表現できる『あさひなぐ』を、原作者としてとても楽しみにしています。

※記事初出時、一部事実に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。