イベントには宮永咲役の
山田は自身の役どころについて「まこは雀荘の娘で、歳上感を出さないといけない役だったんです。監督からは『オヤジ臭く。加齢臭』って言われていて。眉間にしわを寄せたり、オヤジっぽく見えるようがんばりました」と撮影中のエピソードを交えながら説明。浅川が「なかなかないよね。撮影現場で『まこ、加齢臭!』って言葉が飛び交うのは」と述べると、登壇者たちは笑顔を浮かべた。
人気マンガの実写化とあり、「皆さんが想像つかないほどのプレッシャーがずっとありました」と述懐する小沼監督。そんな中でも「一番うれしかったのは、(原作者の)小林先生が実写化のことをブログに書いてくださったとき。本当に力が抜けるような感じでした」と安堵した瞬間を振り返った。また「マンガの実写化には厳しいご意見があるけれど、そういった状況を含めて一生懸命作らなければと思った」と述べ、「『原作は好きだけれど実写は観ない』という方こそ待っています」とファンにメッセージを贈った。
最後に浅川は「昨日から公開になりまして、Twitterで感想をチェックしてるんですけど、思っていた倍くらいお褒めの言葉をいただいていて。この作品に携わることができて幸せです」とコメント。浜辺は「主演を務めさせていただいたこともあり、とても思い入れの強い作品です。皆さんにとっても特別な映画になったらうれしいです」と観客へ語りかけた。
「咲-Saki-」は全国高校生麻雀大会優勝を目指す清澄高校麻雀部と、その新入部員である宮永咲を描いた物語。ヤングガンガン(スクウェア・エニックス)にて2006年より連載され、単行本は16巻まで発売されている。3期にわたりテレビアニメ化もされてきた。映画は全国の劇場にて上映中だ。
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緋村 月 @himuralight
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