自らと同世代である主人公・零の姿に感動したというぼくのりりっくのぼうよみは「その姿から、Be Noble(=気高くあれ)というタイトルを思い付きました」と曲の着想について明かし、藤原は「本作の原点にもなったというスピッツさんの『春の歌』に作品から受け取った愛を込められて心から幸せに思います」と喜びのコメントを寄せた。なお「Be Noble」は、予告編と映画本編でそれぞれアレンジの異なるバージョンが使用される。
監督の
ヤングアニマル(白泉社)にて連載中の「3月のライオン」は幼い頃に事故で家族を失い、孤独を抱える17歳のプロ棋士・桐山零が川本3姉妹をはじめとしたさまざまな人に出会い、何かを取り戻していく物語。零を
ぼくのりりっくのぼうよみコメント
主人公の零君が、必死に足掻き自分の居場所を求める様子に感動しました。
その姿から、Be Noble(=気高くあれ)というタイトルを思い付きました。
エンドロールに流れるこの曲とともに、観終わった皆さんの中で、本編の余韻がより深く響いていくことを願っています。
藤原さくらコメント
登場する人たちが、皆ひたすら人間らしく、愛おしい、「3月のライオン」。
原作がもともと大好きだったので主題歌のお話を頂き夢のような気持ちでした。
本作の原点にもなったというスピッツさんの「春の歌」に作品から受け取った
愛を込められて心から幸せに思います。
大友啓史コメント
才能豊かな二人の若いアーティストたちが、「3月のライオン」という映画にどのように向き合い、どのような作品を創り上げてきてくれるのか、楽しみにしていました。
「Be Noble」「春の歌」、それぞれが二人の持ち味を十分に発揮した、そして映画の読後感を気持ちよく後押してくれる素晴らしい曲になっていると思います。映画と共に、早く多くの方々に聴いていただきたい、そんな思いでいっぱいです。
羽海野チカ コメント
ぼくのりりっくのぼうよみに対して
人生2周目の
未来から来た男の子が
ぽつぽつと歌っているように
聴こえました
冷たい色合いなのに まったく
斜にかまえていない
本当の事を話している 言葉たちが
静かに そこに 立っていました
藤原さくらに対して
「春の歌」という のどかなタイトルのこの曲を
まるで吠えるように歌うスピッツの草野さんの声を聴いた時
「3月のライオン」の最初の世界が生まれました
そして今、藤原さくらさんが歌う
「春の歌」を聴いた時
春の陽射しで青空を映した大きな隅田川の風景が浮かびました
戦っていたのは零たちだけではなく
女の子たちもみんな戦っていたのだと
そしてここからもまた明るく力強く歩いて行くのだと
そんな風に感じました
零くんや、この映画を観たみんなの事を
力強い春の中に着地させてくれる
そんな歌声をありがとう
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