「一週間フレンズ。」は友達との記憶が7日間で消えてしまう“記憶障害”を持つ藤宮香織と、彼女と友達になろうとする長谷祐樹を描いた青春グラフィティ。映画の長谷祐樹役は山崎賢人が、藤宮香織役は川口春奈が演じた。
ステージに上がった山崎は、これから作品を鑑賞するファンに向けて「今日は幸せな気持ちになって帰ってほしいなと思います」とコメントし、
川口は、7日間で記憶をなくす香織という役柄を演じたことについて「ちょっとずつしか成長していかない姿を繊細に演じることが大事だと思ったので、その辺に気を付けました」と役作りについて話す。何度も香織に思いをぶつけるが忘れられてしまう祐樹役の山崎は、「(香織が記憶をなくす)毎週月曜に、新鮮な気持ちで藤宮さんと会ったときの『友達になりたい』って気持ちを全力で出し、とにかく全力で走り回りました」と語った。
話題は「共演者だからこそ知るそれぞれの意外な一面」に及ぶが、川口は初共演の山崎について「たぶん皆さんから見たまんまの、優しくてカッコよくて面白くて、ちょっと抜けてて……。そりゃモテるわ、みたいな。とにかく真面目で」と絶賛。そんな山崎の現場での様子を、上杉が「意外とよく食べるなと思いました」と振り返る。しかし山崎は「食べてたっけ?」、川口は「人並みですよ」とわざと冷たく返し、松尾が「(トークで)助け合っていかへんの!?」とツッコんだ。
一方山崎は、川口について「藤宮さんというすごく難しい役をやりながらも、オンオフの切り替えがプロで。繊細なお芝居をされているんですけど、カットがかかった瞬間に変顔したり。そのとき、これは仲良くなれるって思いました。藤宮さんからのギャップの感じが(よかった)……」と語る。それを受け、川口は「それくらい気を許せる仲間だったし、すごく和やかな現場だったからみんなに甘えてた部分はあります」と笑顔を見せた。
最後にキャストたちは、作品のキーワードとなる“7日間”にかけて、7秒間で今年の目標をフリップに書き込むことに。観客が7秒のカウントダウンをしたのち、大きく「生きる」と書いた山崎は「生きようと思って!」とすがすがしく言い放ち、川口は「一番大事だと思うので」と言いながら「健康」の2文字を掲げる。また松尾は「挑戦」、高橋は「1人旅に行く!!」と答え、古畑は「飛躍する!」、上杉は「首尾一貫」と回答。フリップに「減酒」と書いた戸次は、登壇者たちから「大人!」とコメントされた。
映画「一週間フレンズ。」は2月18日に全国にて公開される。
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