イベントには原作の高橋、菊川玲二役の
続いて映画作りについて聞かれた三池は「本人の中に(演じている)役の部分があるんですよね。その自分が持ってるものを、役を通して爆発させる瞬間を撮っている側の人間ってかなり楽しいんです」と明かし、「そういう意味で、(生田は)特殊な喜びを与えてくれる俳優です」とコメント。それを受けた生田は「現場にいる三池崇史という1人の男がすごくカッコよくて、ずっと背中を見ながら過ごしていたのでとてもうれしいです」と答えた。
高橋は劇中に登場する虎の人形を片手に携え、お茶目に登場。2016年の末に行われた第1回マカオ国際映画祭の思い出を聞かれると、「取材がてらカジノに行ったんですが、ちょっと散財しました」と苦笑いで返す。生田も「僕も行ったんです。1時間ぐらいやってすぐ負けちゃったんで、部屋に帰ってすぐ寝ました」と続けた。
また前作公開後の作品作りについて聞かれた高橋。「斗真くんの菊川玲二が魂を入れてくれたっていうのがあって、今マンガを描くときは“斗真くんの(演じる)玲二がここならどういうリアクションをするか”というのが1ミリのズレもなく降りてくるのでありがたいです」と伝えた。
終盤には舞台上に酒樽が用意され、3人で鏡開き。高橋と三池は柄杓、生田は巨大な盃を持たされる。酒を注いだ高橋と三池に「量が多い!」としぶしぶ言いながらも、生田は勢いある飲みっぷりを披露する。その後、共演した
最後にコメントを求められた生田は、話し始めるも「ちょっと今、ふぁーっときてる、さっきのやつ(酒)で……」と言葉に詰まる。「ちょっと待ってね……。入れすぎなんだってマジで!」と言いつつ仕切り直し、「2017年、ここからまた1年がんばっていきましょう。楽しいこともつらいこともあるかもしれないですが、そんなときは『土竜の唄』の世界に帰ってきて、菊川玲二のように『根性決めれば怖くない! ばっちこーい!』精神で乗り切っていけたらと思っています」と締めくくった。
週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)にて連載中「土竜の唄」は、警察官の主人公が暴力団へと潜り込み、組織壊滅に向けて奮闘するスパイもの。2014年に公開された映画「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」に引き続き、「土竜の唄 香港狂騒曲」でも生田が主演を務め、三池が監督、
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