テニミュ氷帝、2.5次元フェス（仮）に登場！井阪と新青学・大石役の意外な関係

許斐剛原作によるミュージカル「テニスの王子様」のステージが、本日12月4日、千葉・幕張メッセ 11ホールにて開催されている「2.5次元フェス（仮）」にて行われた。

「2.5次元フェス（仮）」は、2017年以降に開催予定の「2.5次元フェス」に先がけて行われたプレイベント。氷帝の校歌が流れ、ステージには跡部景吾役の三浦宏規、 忍足侑士役の井阪郁巳、宍戸亮役の小早川俊輔、向日岳人役の北乃颯希、芥川慈郎役の田村升吾、滝萩之介役の山崎晶吾、樺地崇弘役の八巻貴紀、鳳長太郎役の渡辺碧斗、日吉若役の内海啓貴と、氷帝メンバーが揃って登場した。

MCは北乃と井阪が担当し、まずスクリーンには9月25日まで行われていた氷帝公演のダイジェスト映像が映し出される。北乃は「2カ月ちょっと経ったって思わないですよね」と振り返り、12月17日に発売を控えている本公演のBlu-ray / DVDについてのトークを展開。見どころを問われると小早川は「校歌で跡部が1人で舞ってるシーンがあって、僕たちスローでラケット振ったりしてるんですけど、そのとき僕と鳳役の碧斗、ダブルスやってます。そこもDVDでチェックしていただければ」と細かい演技をしていたことを明かす。また小早川がおなじみの楽曲「勝つのは氷帝」の話を切り出すと、井阪と北乃がコール＆レスポンスをする流れに。「勝つんは」「氷帝！」「負けるの」「青学！」というおなじみのフレーズを会場一体となって楽しんでいた。

八巻は見どころについて「手塚vs跡部戦の（楽曲の）、僕の『ああー』（という歌声）から始まるところ」と挙げると、三浦が「あれ、最初は僕がやってたんですよ。いつの間にかとられてて」と告白。八巻も「稽古場で僕が歌ってたんですよね。そしたらホントに歌うことになって」と続け、意外な事実を明らかにした。

氷帝メンバーは12月22日に開幕する「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学vs六角」に出演。新青学メンバーについて話が及ぶと、井阪は大石役の松村優と幼なじみであることを明かす。「これ初公開なんですけど、僕と松村くん、同じ奈良県出身で、実家が自転車で3分の距離なんです！ 奇跡ですよ！ 小学校のときも探偵（ケイドロ）したり木登りしたりしてました」と話すと、北乃は「小学校のときから俳優になろうとしてたの？」と質問。井阪は「松村くんは小学校のときから『俳優になる』って言ってた。俺は丸坊主で『野球選手になる！』って言ってた（笑）」とおどけてみせ、会場の笑いを誘った。

田村は「ちゃんと新曲あります！」と期待を煽り、内海は「新曲もいいですけど、六角公演と言えばあの曲ですよ」と少し鼻歌を歌ってみせる場面も。また話題は跡部のバスルームでのシーンに及び、1stシーズンではシャワー、2ndシーズンではバスタブが登場したことについて触れられると、突如氷帝メンバーで大喜利大会をすることに。「1stはシャワー、2ndはバスタブ、3rdは？」というお題に対し、内海が「サウナ」「熱湯風呂」など回答し観客を笑わせていた。最後に三浦が「本日は本当にありがとうございました。六角公演ではさらにパワーアップした姿を見せていけるよう励んでいきます。ぜひ劇場までお越しいただけるとうれしいです」と締めくくり、全員で「シャカリキ・ファイト・ブンブン」を披露してイベントは幕を閉じた。

「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学vs六角」は、12月22日から25日まで東京・TOKYO DOME CITY HALL、12月30日から2017年1月8日まで大阪・ 大阪メルパルクホール、1月20日から22日まで愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、1月28・ 29日に宮城・多賀城市民会館 大ホール、2月3日から5日まで福岡・キャナルシティ劇場で上演。その後、2月9日から12日までTOKYO DOME CITY HALLにて東京凱旋公演が行われる。