「奏(かなで)」はスキマスイッチが2004年にリリースした楽曲。2014年に放送されたテレビアニメ「一週間フレンズ。」では、雨宮天演じる藤宮香織が同楽曲をカバーし、物語のエンディングを彩った。このたびの実写映画では、スキマスイッチが同作のために「奏(かなで)」をリアレンジ。オリジナルバージョンをレコーディングした当時の大橋卓弥の歌声と、新たにレコーディングされた楽器演奏とのセルフコラボレーションを行い、映画のためのスペシャルバージョンが完成した。
藤宮香織役の
「一週間フレンズ。」は友達との記憶が7日間で消えてしまう“記憶障害”を持つ藤宮香織と、彼女と友達になろうとする長谷祐樹を描いた青春グラフィティ。映画は2017年2月18日に公開される。監督は映画「赤い糸」やテレビドラマ「1リットルの涙」を手がけた
スキマスイッチ(大橋卓弥、常田真太郎)コメント
13年前に制作した楽曲にこんなにも素敵な未来が待ってるとはいったい誰が予想したでしょうか。それくらい、今回のオファーには驚きましたし、本当に感謝しています。あの頃はまだ「スキマスイッチ」という楽曲をリリースした「奏(かなで)」というユニットとして紹介されるくらい、まだまだこれからの僕たちでした。そんな13年後の未来にいただいたオファーですが、この映画が持つ瑞々しさにマッチするであろうオリジナルバージョンと、今こうして活動させてもらってる現在進行形の僕たちとをなんとか曲の中で融合できないかという部分が、今作を作る上でのキーポイントでした。結果、13年前の自分たちとセルフ・コラボレーションという形での制作となり、自分たちにとって懐かしいような、でもやっぱり今までにない新しい「一週間フレンズ。」のための「奏(かなで)」が誕生したのです。今までたくさんの場面で僕たちを助けてくれた「奏(かなで)」ですが、願わくばこの楽曲が、映画を観て帰る皆様の背景にも流れていれば、こんなに嬉しいことはありません。
川口春奈(藤宮香織役)コメント
奏(かなで)がもしかしたら主題歌に起用できるかも。とプロデューサーさんから聞いたときに震えました。大好き過ぎる、一言一句間違えずに歌えるこの曲が自分の作品の主題歌になるなんて夢にも思ってなかったです。言わずと知れた名曲ですが…歌のパワーは大きいです。この「一週間フレンズ。」という作品を最後の最後に奏(かなで)がより際立たせてくれているんじゃないかなと思います。ちょっぴり切ない、儚い感じやその中にもどこか温かさがあるこの作品にピッタリだなと思い、本当に本当に嬉しいです。
今回はスキマスイッチさんに一週間フレンズ。用に改めてレコーディングして頂き、一週間フレンズ。だけの特別な奏(かなで)です。
綺麗な映像と綺麗な音色がたくさんの人に届いてほしいです!
山崎賢人(長谷祐樹役)コメント
「奏(かなで)」はもともとすごく好きな曲でした。
その曲が主題歌になると聞いた時は本当に嬉しかったです。改めて曲を聴き返すと僕が演じている長谷祐樹の気持ちと歌詞がリンクして、胸が熱くなりました。
さらに一週間フレンズ。ver を作ってくださっていたことを映画を見て知って、とても光栄でした。素敵な楽曲をありがとうございます。
エンドロールの最後まで、映画の世界観そのままの、やさしくあたたかい雰囲気が劇場を包んでくれると思うと僕も今から楽しみです。
村上正典監督コメント
僕にとって“奏(かなで)”は、いくつかの思い出と共にある大切な楽曲です。きっと多くの方にとっても思い出の情景が自然と浮かび上がる、そんな曲だと思います。今回、映画用の特別バージョンという我儘に応えて頂き更に感慨深い曲となりました。実は台本を読んだ時からラストは“奏(かなで)”でイメージしていました。一週間で記憶がリセットされてしまう香織と、彼女に寄り添い懸命に思い出を重ねる祐樹の姿が歌詞の世界と重なって、映画を通じてまた新たなストーリーとして残ってくれればと思います。
実写映画「一週間フレンズ。」
2017年2月18日(土)全国ロードショー
監督:
脚本:泉澤陽子
原作:
出演:
配給:松竹株式会社
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