登壇したのは
MCから印象に残ったシーンを聞かれた妻夫木は「僕(カエル男)の家で逃げたり、追いかけたりするシーンですね。マスクを被っていて前が全然見えなかったんです。それでカメラに突っ込んでって、お尻を強打しちゃったんです」と回答。続けて「そしたらみんなが笑ってて、この人たちなんかの刑にしてやろうかなと思った」とカエル男の処刑方法にかけたコメントで笑いを誘う。また同じ質問を受けた尾野は「クリアボックスに入れられるシーン」と述べ、「このドSが、そのシーンを何度もやらせるんですよ。私も何かの刑にしてやろうと思った」と大友を指差す。
野村は「僕は楽しかった」と話し始め、「文句なんて一切出てこない。監督には感謝しかない。みんな『刑にしてやろう』とか言っているけど、そんなこと到底言えない」と、いい子ぶったコメントで会場を笑いに包む。小栗は「新潟で撮影していたので、ごはんがおいしかった。妻夫木くんが連れて行ってくれたお寿司屋さんがよかった」と撮影の様子についてほのぼのするエピソードを語った。
イベントでは作品の内容にちなみ、観客に刑を執行することに。「キャストと握手できるの刑」を執行されることになった女性の観客が、誰のファンかと聞かれ「小栗……野村周平さん」と答えると、小栗は「気遣ってくれたんだね。逆に傷ついたよ」と笑顔で返す。
最後の挨拶を振られた小栗。「渾身の一作ができあがったと思っています。多くの方に作品を観ていただきたいですし、愛していただける作品になったら」と述べ、イベントは終了した。
巴亮介の同名マンガを原作にした本作は、雨の日にマスクを被って犯行を行う“殺人アーティスト・カエル男”の連続猟奇殺人を描くサイコスリラー。小栗がカエル男の捜査を担当する刑事・沢村久志、妻夫木が沢村を絶望的な状況に追い込むカエル男を演じる。
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これ観に行きたいんだよね