テニミュ3rdキャストお披露目、手塚役の宇野結也「すべてはテニスのために」

許斐剛「テニスの王子様」を原作とした「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学（せいがく）vs六角」のイベント「テニミュ サポーターズクラブ プレミアム パーティーvol.11」が、本日11月1日に都内で行われた。

新・青学キャストが、初めて観客の前に姿を見せる本日のイベント。越前リョーマ役の阿久津仁愛、手塚国光役の宇野結也をはじめとした青学メンバー12名と、葵剣太郎役の矢代卓也をはじめとした六角メンバー7名が登壇し、おなじみの「24／365」を新たな振り付けを取り入れて披露する。

イベントには「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学（せいがく）vs氷帝」で卒業した8代目青学レギュラーより、不二周助役の神里優希、乾貞治役の田中涼星、桃城武役の眞嶋秀斗が応援ゲストとして登場。神里が「みんな緊張してるのに、この中で1人だけ緊張してない人がいる！」と、過去に聖ルドルフの木更津淳役を演じ、本作で木更津亮役を担当する佐藤祐吾に視線を送る。また田中は乾役の加藤将に「乾ノート」を手渡し、神里は不二役の定本楓馬にそっと耳打ちする。「どのようなアドバイスをもらったのか」と問われた神里は、「内緒です」と照れくさそうに回答。先輩からさまざまな激励を受けた新キャストは、最後に「ニュー・ウェーブ」を歌唱した。

イベント後にはプレス向けの発表会も実施。8代目青学で越前リョーマ役を演じた古田一紀から「体力をつけることが1番大事」とのアドバイスを受けた阿久津は「毎日筋トレや素振りをしています」と説明。古田から「生意気さが足りない」との意見もあったことを明かし、「原作や歴代の『テニミュ』を見て、もっと生意気になれるようにがんばります」と意気込んだ。

一方で8代目青学で手塚国光役を演じた財木琢磨に「何でも相談してね」と言われているものの、まだ相談できていないと語る宇野。歴史あるタイトルで青学キャストを演じることについて、「重たいバトンを預かりました。もっともっと思いの詰まったものに変えて、これから走っていきたいです」とコメントした。

稽古中に1番苦労したことを問われ、トレーニングだと回答した海堂薫役の牧島輝。「アニマルシリーズというトレーニングがあるんですが、中でも“ワニさん”が嫌いで……」と振り返り、ステージ上でも実演してみせる。黄金（ゴールデン）ペアの大石秀一郎役の松村優と菊丸英二役の永田聖一朗は、「心から信頼し合えるパートナーになるように、普段から行動を共にしています」と明かした。

最後に六角メンバーが「ありがと三角！」とお決まりのフレーズでファンに挨拶。青学からは宇野が代表し、「皆さんの築き上げてくださった伝統を守りながら、僕たちなりの青学を作り上げられるように、誠心誠意、すべてはテニスのためにがんばっていきますので応援よろしくお願いします！」と力強く宣言した。

「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学vs六角」は、12月22日から25日まで東京・TOKYO DOME CITY HALL、12月30日から2017年1月8日まで大阪・ 大阪メルパルクホール、1月20日から22日まで愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、1月28・ 29日に宮城・多賀城市民会館 大ホール、2月3日から5日まで福岡・キャナルシティ劇場で上演後、2月9日から12日までTOKYO DOME CITY HALLにて凱旋公演を実施。チケットの一般販売は、11月20日にスタートする。