八代は「実際のプロレスも飛び散る汗の量がすごいですが、僕らもみんな汗を流しながら演じさせていただいています」と語り、初の主演を務めることに対しては「最初は、緊張し過ぎて焦りました! でも皆さんすごく温かくて、今ではとても心地いい現場です」とコメント。
八代とW主人公を演じる梅原は「休憩中には、世代を超えてプロレスの話をみなさんとしています。オンオフがはっきりとしていて、とてもいい現場だと感じています」とやはりアフレコ空気の良さについて述べている。自身の役に関しては「アフレコ中は頭の中がタクマとリンクして、自分自身でもプロレスをやっているかのような感じになりますね」と語った。
「タイガーマスクW」は東映アニメーションの創立60周年を記念した作品。若きプロレスラー・東ナオトと藤井タクマの2人がそれぞれタイガーマスクとタイガー・ザ・ダークとなり、所属していた団体・ジパングプロレスを潰した組織・虎の穴に立ち向かう。毎週土曜26時45分より、テレビ朝日にてオンエア。
なおコミックナタリーでは、アニメ「タイガーマスクW」の放送を記念してタイガーマスク/東ナオト役の八代拓、タイガー・ザ・ダーク/藤井タクマ役の梅原裕一郎へのインタビューを実施。W主演を務める2人の関係性やアニメの見どころ、アフレコ裏話などについて語ってもらった。
八代拓(東ナオト/タイガーマスク役)コメント
アフレコ現場は、男性ばかり!(笑)実際のプロレスも飛び散る汗の量がすごいですが、
僕らもみんな汗を流しながら演じさせていただいています。僕は初めての主演作になるのですが、
周囲のどこを見ても偉大な役者さんしかいないという状況で…。最初は、緊張し過ぎて焦りました!
でも皆さんすごく温かくて、今ではとても心地いい現場です。
1話では、スタートラインは同じだったはずのナオトとタクマが、違う方向に歩を進めていく。
その生き様の違いは見どころだと思います。プロレスの技も一つ一つ本当に細かく丁寧に描かれていて、迫力満点です!
ぜひプロレスシーンも楽しんで頂けると嬉しいです。
梅原裕一郎(藤井タクマ/タイガー・ザ・ダーク役)コメント
とても熱い現場で、アフレコをしていると部屋の温度まで上がっていくようです(笑)。
休憩中には、世代を超えてプロレスの話をみなさんとしています。オンオフがはっきりとしていて、とてもいい現場だと感じています。
1話からナオトとタクマの生き様が表現されているので、そこは楽しめると思いますし、試合シーンは、絵の動きに迫力があって興奮するものがあります。
アフレコ中は頭の中がタクマとリンクして、自分自身でもプロレスをやっているかのような感じになりますね。
アクションシーンもあり、タクマはいろいろな面を持ったキャラクターでもあるので、アフレコが進むにつれて益々、挑戦にあふれた役だと感じています。
田中亮一(高岡拳太郎役)コメント
50年近く前にやった役を、また今やれるということはすごくうれしいね。僕が21歳かそこらの時だからね。若い高岡をそのままをやるのかと思ったら、
歳をとった役だっていうんだから、こんなにいいことはない(笑)。50年の歳月が、自分の演技にも反映されていればすごくいいなと思っています。
現場も若い人ばかりだからね。あんなにいい男で声もいいなんて、声優というのも変わったなと思っていますよ(笑)!昔やっていたものが復活して、
今もファンでいてくれる方たちがいるなんて、声優をやっていてこんなにありがたいことはない。ますます老骨に鞭を打って頑張りますので、ぜひ見てください!
三森すずこ(高岡春奈役)コメント
アフレコ現場はベテランの方がたくさんいらっしゃるので、もっと緊張するかなって構えていたのですが、年齢やキャリアの差がある中、
みんな「プロレス」というトピックで結びついて、休憩時間も談笑させていただいたりして、親戚の集まりのような居心地の良さがあります!
私もプロレスが好きなので、色々な世代ならではのプロレス談義ができることが楽しいです。春奈はアフレコの回を重ねるごとに、
ナオトへの恋心を隠せない乙女な一面だったり、タイガーマスクのマネージャーとして、ミスXと互角に渡り合う威勢の良さや正義感など、
色々な面が出てきて演じていてとても楽しいです。タイガーマスクとタイガー・ザ・ダークの2人がどんな運命をたどるのか、
そのきっかけ、過程となる重要なシーンが1話から満載です。ナオト(タイガーマスク)と春奈と高岡拳太郎との関係も1話からしっかり描かれるので、お見逃しなく!
小林ゆう(ミスX役)コメント
ミスXさんというキャラクターはクールビューティーな印象があるのですが、リングの上でマイクを持つとお衣装もチェンジされて、エンターテイナーに豹変するんです。
いろいろな表情を見せてくださる素敵な方なので、ミスXさんが持つ様々な魅力を、視聴者の皆様にお伝えできるようにしっかり頑張らなくてはと身を引き締めております。
それからドキドキのシャワーシーンもございます!大変歴史のある作品で、素晴らしい先輩方をはじめとするキャスト皆様と一緒の現場に入れていただいて、
素敵な緊張感の中でお芝居をさせていただけることを何よりも幸せに思っております。
島田敏(イエローデビル役)コメント
イエローデビルはめちゃくちゃ強いわけですから、高く、超えられない壁というのをイメージして、「絶対に勝てないよ、無理だよ」というくらい強いイエローデビルを演じたいと思っています。もしかしたら『タイガーマスクW』の最後は、イエローデビルが勝って終わりになるかもしれない。
演じる側としては、それぐらい強くありたい!燃えたいと思っております。毎回毎回、いい意味で裏切っていくようなストーリー?になっています。
プロレスの技の豊富さもすごいですから。ぜひそのあたりも見逃さないでいただければと思います。
メインどころを始め、演じる人たちの息遣いも半端ない!ブラボー!いいぞ、いいぞ!と思いながら、毎回アフレコに臨んでいます。
岸尾だいすけ(若松龍役)コメント
新日本プロレスの方たちが実名で出てくる中、僕が演じる若松龍はアニメオリジナルキャラクターなので、実在の方たちとどのように絡んでいくのかが楽しみです。
オカダ・カズチカを慕う役どころですが、オカダ役の森田(成一)くんとはよくコンビ的な役をやっていますので、それが活きているんじゃないかなと思います。
僕は前作を見ていたので、タイガーが高岡と一緒に出発する展開など、新旧入り混じっているところがすごく楽しくて。
初代や二世を知っている方々はとても盛り上がるんじゃないかと思います。僕自身、すごく高ぶっています!タイガーマスクは2人いるというのが斬新ですし、
初めて見る方にも楽しんでいただけると思います。
福山潤(ケビン・アンダーソン役)コメント
ケビンはまだ謎の多い役です。アメリカ人のイメージで、明るさを出してみようと思ったら、「ちょっとやりすぎだ」と言われてしまいました。
なんだかこっちも楽しくなってきちゃったんです(笑)。八代くんと梅原くんのフレッシュな2人がタイガーマスクを演じ、超ベテランの方と一緒に新しいものを作っています。
すごく熱意を込めて頑張っていますので、僕も助けられることがあればいいなと思っています。今の時代を舞台にしたタイガーマスクがどのように作られるのか、
僕も楽しみにしていました。いい意味で昔の雰囲気があって、そういったノスタルジーさは逆に新しくも感じるものだと思いますので、
若い人も含めて楽しんでいただける作品になると思っています。
内匠靖明(マイク・ロドリゲス役)コメント
オリジナル作品ということもあり、八代くんや梅原くんともどんな展開が待ち受けているんだろうねと話していて。
先のストーリーをああじゃないか、こうじゃないかと話すのも現場の楽しみのひとつとなっています。そして何といっても闘いのシーンが熱くて引きこまれます。
アニメならではの迫力ある絵の表現と声が合わさってどんな化学反応が起きるのか、毎回収録が楽しみでなりません!これから歴史を作ろうとしている八代くん、梅原くんの
エネルギーや躍動感を画面からぜひ感じていただきたいです!
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「タイガーマスクW」
キャスト
タイガーマスク/東ナオト:
タイガー・ザ・ダーク/藤井タクマ:梅原裕一郎
高岡春奈:
オカダ・カズチカ:
棚橋弘至:
藤井大助:
山科ルリコ:
高岡拳太郎:
来間ヒカリ:
若松龍:
永田裕志:
ミスターX:
ミスX:
イエローデビル:
ケビン・アンダーソン:
マイク・ロドリゲス:内匠靖明
オーディン:
レッドデスマスク:
スタッフ
シリーズディレクター:小村敏明
シリーズ構成:千葉克彦
キャラクターデザイン:香川久
アクション作画監督:羽山淳一
美術デザイン:渡辺佳人
音楽:高梨康治(Team-MAX)、刃-yaiba-
主題歌
オープニング曲:「行けタイガーマスク」
エンディング曲:「KING OF THE WILD」湘南乃風
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