東宝とワーナー・ブラザースが初めて共同製作、配給するタイトルの発表を行うとのみアナウンスされていた本日の会見。プロデューサーから製作される映画のタイトルが「ジョジョの奇妙な冒険」であることが告知されると、会場からは拍手が起こる。
プロデューサーは「30年前に家庭教師をしていた際、生徒から第1話を見せてもらった」と作品との出会いを振り返り、「『ジョジョ』のテーマは人間讃歌。この映画も人間の素晴らしさを表現できるような作品にしたい」と宣言。その後監督を
続いて東方仗助役を
原作ファンの多い「ジョジョ」というタイトルに対し、出演者もプレッシャーを感じている様子で、神木は「ひたすらがんばるしかないなという気持ちです。どういう風に康一を見せていくか、慎重に作っていきたい」、小松は「緊張もあるんですけど、いい緊張感に変えて取り組んでいけるように」とそれぞれコメント。そんな中で山田は「史上最低の殺人鬼という役で、素に近い部分があるので役作りは大変じゃないです」と茶目っ気たっぷりに語り、来場者を笑わせた。
「第一章」というサブタイトルを冠している本作に対し、プロデューサーは「続編も視野に入れています。観ていただいたお客さんの応援があってですけど、できるなら4部をすべてやっていきたい」と展望を述べる。作中のほぼすべてのシーンがスペインで撮影されることについて三池は、「原作の舞台は仙台杜王町ですが、日本だけに限らず、世界中から杜王町を探そうというところから始めて。そうしたらスペインにシッチェスといういい町があったんです」と、経緯を語った。
またプロデューサーは「ジョジョ」を映画化するにあたり、荒木と長い時間に渡り意見交換を行い台本ができあがったと説明。荒木からは「満を持してというか、ついに実写映画化する運びとなりました事は原作者として誠に光栄な事です。豪華で素晴らしいキャストとスタッフの皆様に集まって頂き、十分すぎる製作体制で作られるとのこと、とても期待しております。10年前なら不可能だった映画表現や技術をもって、どう作られるのか。私も完成を楽しみにしております」とコメントが寄せられた。
原作「ジョジョの奇妙な冒険」の第4部「ダイヤモンドは砕けない」は、日本のM県S市杜王町を舞台に、主人公・東方仗助とその仲間たちが、町中で起こる不可解な事件に立ち向かう様を描く物語。現在テレビアニメ版も放送されている。
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映画「ジョジョ」はスペインロケで、「4部をすべてやりたい」と続編も視野に - コミックナタリー https://t.co/PrJpWtjQVS 実写版ジョジョ【序章】で終わりそうな予感するんだよなぁ…。プロデューサーはちゃんとジョジョのテーマの人間賛歌は理解してるみたいだけど