7月20日に刊行される「ぼくはマンガ家」は、手塚が自ら綴った唯一の自伝。幼少期の思い出やデビュー時の回想、人気マンガ家となってからの栄光と挫折などについて記されている。さらにファンクラブ会報誌「鉄腕アトムクラブ」に掲載された「ボクのまんが記」も文庫初収録された。
同日発売の「手塚治虫小説集成」は1943年から1986年にわたって執筆した小説を1冊にまとめたもの。私立探偵の鳳俊介が活躍するSF「蟻人境」や、ショートショート「ハッピーモルモット」、手塚マンガでおなじみのヒョウタンツギをメインに据えた「妖蕈譚」などなど、文庫初収録作品を含むさまざまなジャンルの18編を収録している。
「手塚治虫映画エッセイ集成」はキネマ旬報(キネマ旬報社)にて連載されたエッセイで、「観たり撮ったり映したり」より改題し、単行本未収録だった12編を加えて文庫化。年間365本の映画を観ていた手塚が、さまざまな作家や作品について語った。雑誌連載時の手塚による挿し絵58点もすべて収録され、こちらは8月19日に発売される。
またこの3冊を購入した人全員に、「手塚治虫文庫3冊専用収納ボックス」がプレゼントされる。それぞれの単行本に付いている応募券3枚をハガキに貼り、必要事項を記入して投函しよう。詳細は文庫の帯や立東舎のサイトで確認を。
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