上映後に舞台挨拶が行われると告知されていた本日のイベント。映画のエンディングクレジットが終わり、登場した司会者が「実は
4月にイタリアで開催された第18回ウーディネ・ファーイースト映画祭の「ヒメアノ~ル」ワールドプレミア上映にて、観客とともに映画を鑑賞した森田。このサプライズも、森田が日本でも観客と一緒に映画を観て、反応を体感したいと希望したことから実現した。ステージに登壇した森田は「皆さんと一緒に映画を観れて、貴重な体験をさせてもらいました」と感慨深げにコメント。濱田は「森田さんの狂気、ムロ(ツヨシ)くんの変態っぷり、そして僕のモチ肌。いかがでしたでしょうか?」と茶目っ気たっぷりに挨拶。吉田監督は「(映画を)観た後しゃべるの初めてなんだけど、テンション上げづらいってことがわかった」と本音を漏らす。
そして、事前に募った質問に登壇者が答えるコーナーに突入。吉田監督に向けて、「最後のシーンは、もともとあのような形にしたかったのでしょうか?」という質問が読み上げられると、「今のとは違う、後味がすっごく嫌な感じのラストシーンを最初は書いていた。でもこれにしたら『本当に俺、嫌われそうだ』と思って……。優しい俺が出てきて、今のラストになりました」と、異なるラストシーンの構想があったことを明かした。
また吉田監督へ「再び森田さんや濱田さんを撮りたいと思いますか?その場合はどんな作品を撮りたいですか?」と質問が飛ぶ。吉田監督は「森田くんだったら、森田くんが一番嫌がりそうな、壁ドンがある映画。それで、森田くんがものすごくゾッとするようなセリフを(脚本に)書きたい」と笑いながら話すと、森田も「いじめだ(笑)」と破顔。続けて吉田監督は「がっくんはねー……。思いつかないな。あ、普通の人(の役)!普通の人やろうよ!」と濱田に提案するも、濱田は「(『ヒメアノ~ル』の岡田役も)だいぶ普通だったよ」と困惑して見せた。
「監督と再び映画を作るときはどんな役がやりたい?」という問いに、森田が「個人的には……」と語ろうとすると、吉田監督は「壁ドン? 10分に1回壁ドンにする。手当たり次第ドンする」と先ほどの話題を混ぜ返す。森田は吹き出しながらも「壁ドンはできないなー。膝が笑っちゃいそう」と拒否。しかし「監督にはまた(自分を)撮ってほしいです」とラブコールを贈った。
さらに森田へ「一番心に残った監督の言葉は?」という質問が。「撮影の途中から、吉田さんは『俺はノッてる』『ノッてきたぞ』と言ってた。それで『ああ、吉田さんはノッてるんだな。これは付いていくしかないな』と思って。その言葉がすごく残ってる」と笑いながら語った。吉田監督も「うん、俺、ノッてたもん」と頷く。それを受けて濱田は「監督は僕とムロさんの現場には全然来てくれなかったのに……」と暴露。吉田監督も「うん、2人の撮影のときはずっと音ゲーやってたもん。(ユカ役の)佐津川愛美さんがいるときは寄っていったけど」と認め、観客を笑いの渦に巻き込んだ。
最後に森田が「上映後ということで、独特な空気の中、盛り上がったかなと心配になっちゃいましたけど、皆さんどうだったでしょうか? この映画は自信を持って、多くの方に観ていただきたいので、どうぞよろしくお願いします」とアピールし、イベントは幕を閉じた。
「ヒメアノ~ル」は、しょぼくれた清掃員の岡田とその同僚・安藤の恋愛にまつわる平凡な日常と並行して、サイコキラー・森田正一の心の闇を描いた作品。原作マンガは2008年から2010年にヤングマガジン(講談社)にて連載された。
なおコミックナタリーでは、「ヒメアノ~ル」の特集記事を公開中。吉田監督に映画初主演となる森田剛を起用した理由や、原作への思いをたっぷりと語ってもらった。関連する特集・インタビュー
古谷実のほかの記事
関連商品
リンク
- 映画『ヒメアノ~ル』 | 大ヒット上映中!
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
とあるデリのマネージャー(倶楽部フローラ) @recruit13flora
川崎で人気の痴女店です!
安心&安全の環境で働きやすいお店です(^o^ゞ送迎無料など色々と嬉しい待遇つき😁👍是非一度お問い合わせ下さいm(__)m
https://t.co/vp0ykvDWpF
https://t.co/DSpZGZgqhU