「ラストシーン」は、今年デビュー10周年の節目を迎えたいきものがかりが、本作のために書き下ろしたミディアムバラード。8月24日に両A面シングルとしてリリースされる。いきものがかりは楽曲の制作について、「主人公たちが演奏をするその弾き姿が、歌をつくるうえで、たくさんのイメージを与えてくれました」と語り、「宮原作中の宮園かをりの笑顔や弾き姿が、悲しさも切なさも可愛らしさも、すべてを内包しているような気がして、絵にここまでなにかを触発されるというのは、自分としては初めての体験でした」とコメントしている。
また90秒の予告映像では、
※動画は現在非公開です。
いきものがかりコメント
主題歌のオファーがきた時の感想を教えてください。
「四月」や「嘘」というキーワードたちが一体なにを意味するのか、そこにシンプルに興味が湧きました。「SAKURA」というデビュー曲を持つ僕らにとって、春というのは特別な季節です。またこの季節に縁深い作品に関わるのだなと思って、不思議な感慨を覚えました。
作品(原作&映像)をご覧になった感想を教えてください。
原作をすべて読ませて頂きました。音も出ず、静止画である絵というフィールドのなかで演奏シーンを伝えるのは、本当に難しいことだと思うのですが、そこでは雄弁なほどに音が鳴っていました。主人公たちが演奏をするその弾き姿が、歌をつくるうえで、たくさんのイメージを与えてくれました。
曲作成にあたって、意識したことを教えてください。
宮園かをりの笑顔そのものが、物語を生んでくれるような気がしました。原作中の宮園かをりの笑顔や弾き姿が、悲しさも切なさも可愛らしさも、すべてを内包しているような気がして、絵にここまでなにかを触発されるというのは、自分としては初めての体験でした。
特に聴いてほしい箇所やこれから聴く方へのメッセージをお願いします。
ひとつひとつの言葉が、際立つように、メロディを置いていったつもりです。ぜひ、ご自分の大切な方を思い浮かべて、作品とともに楽曲も聴いて頂けたら嬉しいです。
広瀬すずコメント
(いきものがかりさんの楽曲を聴いて)かをりを演じていた時に感じていた、心がぎゅうっと締め付けられるような感情が一気に込み上げてきました。カラフルな毎日に隠されたひとつの嘘に、苦しくなったり、寂しくなったりする、かをりと公生の切ない関係や作品の世界観が曲から伝わってきて、鳥肌が止まりませんでした。大切な人を想うことや音を奏でる感覚、かをりの心が、この作品を通して少しでも多くの方に届く事を楽しみにしています。
山崎賢人コメント
ポジティブな気持ちと、センチメンタルな気持ち、いろんな感情がこの曲と共に込みあげてきました。映画の余韻に浸れるような、作品にぴったりな曲だと思います。いきものがかりさんとは、作品でご一緒するのは2回目なので、また共に作品を作る事ができてうれしいです。素敵な作品ができましたので、映像と音楽、そしていきものがかりさんの曲と共に最後まで劇場で映画の世界に浸ってほしいです。
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