最初の挨拶で風間は「今までいろいろ変わった役をやらさせていただく機会はあったんですけれども、この役が最高潮だと思います」とコメント。「ちょっとやり過ぎたかなと思ったところもあったんですけれども、(完成した映画を観て)本当に周りのみんなのキャラクターが強かったので、これくらいでちょうどよかったなと思いました」と感想を述べた。今作が映画デビューで初主演となる中村は、オファーをもらった際「演技をしたことがなかったので不安があった」と振り返る。「風間さんとは一緒のシーンも多かったので、大先輩としてかなり助けていただきました」と感謝を口にした。
風間演じるワンダー正光は髪型が特徴的なキャラクター。風間は見た目の造形からワンダー正光だと思ってもらえるように、映画でも地毛でその髪型を再現した。風間は「僕は基本的に電車移動なんですけど、一度だけ帽子を忘れて現場に入ってしまった日があって。悩んだ末に、『いけるかな?』と思ってあの髪型で帰ったことがあります」とエピソードを披露。ツノの部分はピンで折り畳んだというが、「すごく異彩を放っていたと思います」と笑い混じりに語った。
森野は「原作を初めて読んだときに、耽美的な世界に一気に引きこまれまして。こんな役をやらせていただける機会もないので、この役をやるんだったら一切出し惜しみなく、マンガでやられてることはすべてやるぞ!という気合で臨みました」と意気込みを見せる。体を張った芝居について、武瑠は「目玉を舐められたりとか、(町の実力者役の)鳥肌実さんといろんなことをしたりだとか、たくさんのエピソードがあるんですけど。ちょっと語弊があるかもしれないですが、まったく抵抗がなかったです」と語り、「むしろプロ根性と言いますか。鳥肌さんを男性的に興奮させたいなと挑んでいったんですが……ちょっと無理だったみたいです。そこが一番悔しい点かな」と述懐した。
両腕が欠落している鞭棄を演じた佐伯は、鞭棄が足で弓を射るシーンについて「最初絶対できないなって思ってたんです」と思い返す。しかし「監督から『佐伯さん、足で弓を射るの無理だよね? やんなくていい、やんなくていい』って言われて。『……それだったらやるよ!』となって。すごい練習してたら意外とできたので、やっちゃいました」と裏話を語った。
監督・脚本を担当したほか、撮影のため自宅や私服を提供したというTORICOは「『少女椿』を作るにあたって、その間は全部を捧げてきました」と話す。撮影については「苦労だらけ。楽しいけどすごく過酷で、あるスタッフの言葉を借りるなら『戦争に行くみたい』な感じ。寒くてひもじくて眠いという、そんな現場でした」と表現した。
最後に森野は「この作品は本当に賛否両論あると思うんですが、トラウマになるのも一興、魅了されるのも一興だと思っています」と挨拶。TORICOは「世の中の汚いものを隠すのがいいことなのかと常々考えていて。世の中の汚いものは本当に汚いのか、タブーは本当にタブーなのかということを、この作品で考えていただきたいなと思って作りました」とメッセージを送った。
1984年に青林堂より単行本化された「少女椿」は、孤児となった少女・みどりの運命をエログロ要素とともに描いた作品。映画版の物語はみどりが、赤猫サーカス団の団長である嵐鯉治郎に拾われるところから動き出す。映画はR-15指定にて、シネマート新宿ほか全国の劇場にて順次上映されていく。
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