出版業界描く「重版出来！」劇中にゆうきまさみら描き下ろしマンガ、藤子不二雄(A)も

松田奈緒子原作による連続テレビドラマ「重版出来！」に小道具として登場するマンガを、藤子不二雄(A)、ゆうきまさみらマンガ家が手がけていることがわかった。

「重版出来！」は新人の女性編集者を主人公に、出版業界を支える裏方の仕事を描いた職業マンガ。マンガ家との打ち合わせ、単行本の発行部数を決定する会議、書店との交流など、マンガを世に送り出すため多くの人が動いている様が展開される。

劇中では小道具として、架空の週刊誌やマンガ雑誌を使用。そのマンガを河合克敏、村上たかし、のりつけ雅春、田中モトユキ、ゆうきまさみ、白川蟻んといったマンガ家たちがドラマのために描き下ろした。作品は松田奈緒子自らが手がけたネームをもとに、各作家が世界観を膨らませ執筆。加えて藤子不二雄(A)も同作に作品を提供している。

ドラマには小日向文世演じる三蔵山龍、滝藤賢一演じる高畑一寸、要潤演じる成田メロンヌ、永山絢斗演じる中田伯らマンガ家が登場。実在のマンガ家がどの人物の作品を担当するのか、気になる人はオンエアにて確認しよう。なお劇中にて披露された作品は、放送後公式サイトでも公開される予定だ。そのほか白川蟻んによるドラマとリンクした内容の作品が、月刊！スピリッツ（小学館）に掲載されることも決定した。

「重版出来！」は月刊！スピリッツにて連載中。ドラマは4月12日よりTBSにて、毎週火曜22時から放送される。

※動画は現在非公開です。