「本作のキュンキュンしたシーンは?」と司会に問われると、広瀬は「劇中には、(千早と太一の)幼なじみだからこそできる距離感みたいなものがある。そこはお客さんが客観的に観たらキュンキュンするかも」「太一が千早のことをまっすぐに思っているのに対して、千早の頭には新のことがある。切なかったりキュンとするシーンがあります」と本作の見どころを語った。
また野村と真剣佑それぞれによりデコレーションされた、2つのケーキがステージに登場。ホワイトデーにちなみ広瀬へのプレゼントとして思いを込めて作成された2種類のケーキから、どちらがよりうれしかったかを広瀬が選ぶことに。野村は「家で俺がケーキ作ってる姿とか考えてみ? シュールでしょ? それを、今日はすずのためにやったんだから!」と熱弁。一方の真剣佑は「デコレーションするのは初めてだったんですけど、ちゃんと愛情込めて作りました」と落ち着いた様子でコメントする。
お披露目されたのはバラと苺でエレガントに飾り付けられた真剣佑のケーキと、ポップな色合いで手書きの文字が躍る野村のケーキ。野村は真剣佑が使用した真っ赤なバラを見るなり、「俺のとき、こんなのなかったぞ!」とショックを受けた様子。広瀬は2人のケーキに「えっ!! すごい!」と驚きながらも、野村のケーキに大きく書かれた「ずっと見てるからね」というメッセージに「怖い怖い」と大爆笑する。野村は「先輩として、これからの成長をずっと見てるからなってことですよ!」と説明するが、「目が怖い!」と広瀬をますます笑わせていた。
また「千早もすずちゃんも赤のイメージだから、シンプルに赤と白でまとめた」という真剣佑のケーキに対して、広瀬は「これ、女の人がもらったらドキドキしちゃうよね!」と好印象。「苺大好きだから!後ろまでギッシリ!」とうれしげに話す広瀬に、「気持ちだから!数じゃないだろ!」と野村が怒ると、広瀬は「ごめんごめん」と返し会場の笑いを誘った。
そしてジャッジを求められた広瀬が選んだのは、真剣佑のケーキ。そちらをひと口食べた広瀬は、落胆する野村のケーキにも「食べていい?」と手を伸ばすが、野村は「選んだんだからそっちを全部食えよ!(ケーキが)かわいそうだろ!」と反発する。結局両方のケーキを試食した広瀬が「おいしい!」とコメントし、野村も「おいしいだろ、俺の気持ちがこもってるんだから」と笑顔を見せた。
またイベントの最後に真剣佑は、「新は(後編の)『下の句』のほうが出番が多いんですけど、『上の句』は瑞沢の5人の成長が描かれているので、ぜひ刺激を受けて帰ってください」と観客にメッセージを送る。野村は「(映画を観て)楽しかったら家族でも友達でも、みんなに伝えていただきたいです」と語りかけ、広瀬は「3カ月間、瑞沢の5人のようにまっすぐがんばってきた私たちの思いがそのまま映ってるんじゃないかと思います。1人でも多くの方に『ちはやふる』という作品が届いたらいいな」と締めくくった。「
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