小松が演じるのは、主人公の望月夏芽。ティーンモデルとしての絶頂期に田舎へ引っ越すことになり絶望していたが、コウとの出会いで何かが変わっていく、多感な美少女役だ。「近キョリ恋愛」「バクマン。」など話題作に数多く出演している小松は、今作で映画初主演となる。
一方、主演作「セトウツミ」の公開を控える菅田は、神主一族の跡取り息子・コウこと長谷川航一朗役を演じる。夏芽の美しさに自分と同じ特別な力を感じ、ぶつかりあいながらも強烈に惹かれあっていく。
またコウとの関係に傷ついた夏芽にそっと寄り添うクラスメイトの好青年・大友勝利役には、ジャニーズWESTの
「溺れるナイフ」は別冊フレンド(講談社)にて2004年から2013年まで連載され、単行本は全17巻が刊行されている。映画は
小松菜奈コメント
最初、夏芽のことがよく分からなくて、日々の撮影もハードな中で、不安になったりしました。迷惑をかけたり、悔しい思いもたくさんありました。でも、共演者やスタッフの方々が明るく接してくださり、私もリラックスして、夏芽として最後までやり通すことができました。菅田さんとは2度目の共演となりますが、コウちゃんが菅田さんで本当によかったなと思います。あるシーンでは笑いあって本当に幸せなコウと夏芽がそこにはいました。和歌山での撮影も含め、撮影期間の3週間はまるで3ヵ月ぐらいにも思えましたが、自分と夏芽を重ね合わせられたこともよい思い出になったなって思えます。
菅田将暉コメント
僕自身、初めての経験でしたが、非常にピリピリした現場でした。だからこそ生まれるものがあると信じて臨んでいました。コウは、骨太というか芯のあることをあえて避け、美しい印象を与えながらも野性味に溢れている、そんな矛盾を抱えた人物なんだな、とシーンを重ねるたびに感じていました。バイクで二人乗りをするシーンでは背中から感じる夏芽の幸福感とコウへの切ない思いを映した空気感とともに、大人の恋愛の領域を超えた、原作が持つ子供同士の純度の高い恋愛を表現できたかなと思います。
重岡大毅コメント
緊張感もありつつも楽しかった現場でした。
自分の持っているもの全部だせたかな、って思います。ここで学んだ経験をきっかけにもっともっと自分を出していけるんじゃないかなって思います。
大友を演じてみて、大友ってすごいなって。俺には絶対できないことをたくさんやっている。
でも、自分の中の小さい部分を頑張って大きくだしていくところは、自分と共通しているところかな。そこがちゃんと見せれていたらいいなっと思います。同世代の共演者と一緒に制服を着てお芝居すると「あ~学生してるな」と楽しんでしまいました。
この作品は、こういうことしたな、もしくは、やりたかったな、がいっぱい詰まっている作品です。原作ファンの方やそうでない方にも楽しんでもらえると嬉しいです。
上白石萌音コメント
現場には1週間しかいなかったけどそうとは思えないほど濃密な時間でした。
カナちゃんという役柄は、私にとって新境地でお芝居していた時も不安でしたけど、スタッフの皆さんに支えて頂いたり、共演者の皆さんも大好きな人たちでしたので幸せな時間を過ごしました。特に菜奈ちゃんとの出会いは大きくて、これからも影響を受けていく女優さんだと思いました。
この現場で学んだことを忘れずにこれからもがんばります。
関連記事
ジョージ朝倉のほかの記事
関連商品
リンク
- 映画『溺れるナイフ』 公式サイト 監督/山戸結希 原作/ジョージ朝倉|TOP
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
禅 @zen0602
映画「溺れるナイフ」夏芽役に小松菜奈、航一朗役に菅田将暉 - コミックナタリー https://t.co/rx2ciUPPyv