イベントには藤沼悟役の
藤原と初共演した感想を聞かれた有村は「(藤原は)大先輩なので構えていた部分もあるんですけど、まったく壁を感じなくて。(藤原の)顔を見るだけで笑っちゃう(笑)」と笑わせたあと、「楽しい空気にさせてくれるってことですよ!」とフォローした。
藤原はそれに対し「僕は真面目に、真剣に語り合ってたつもりなんですけど、架純ちゃんはいちいち笑ってて。まあ楽しくやれてよかったんじゃないでしょうか(笑)」とコメント。有村との共演については「愛梨という役柄同様、現場でも『はい藤原さん、本番です』ってずっと引っ張ってくれた。僕は『楽をした』っていう言い方は変だけど、引っ張ってもらってありがたかったです」と感謝を述べた。
悟の小学生時代の担任教師・八代学役を務めた及川は、撮影に挑む際に意識した点を聞かれると「マンガを実写化する(作品に出演する)ときに心がけてるのは、原作を熟読するということですね。『このセリフのときにはこういう顔をした』と記憶するところからスタートして、あとは尊敬する平川監督のご指示を伺う」という持論を披露。さらに「撮影で一番つらかったのは、“ハムスター役”のハムスターがなかなかの大御所俳優でしたね。監督の指示を聞かなかった」という裏話で場内の笑いを誘った。
劇中で“リバイバル”と呼ばれる時間が巻き戻る現象が起きることにちなみ、このイベントでは藤原と有村の子供時代の写真が公開された。藤原の幼少時の写真がスクリーンに映しだされると、登壇者は「(悟の小学生時代を演じた)翼に似てる!」と口を揃える。中川は、「実際に藤原さんと似てるのかは(自分では)わからないですけど、『似てる』って言われるのはうれしいです」とはにかんだ。
続いて有村の幼少時の写真がスクリーンに映し出されると、有村本人は「外で遊ぶのがすごく好きで、セミ採りに行ったり夏休みはキャンプに行ったりしてました」と活発な子供だったことを述懐。司会から「この頃に戻れるとしたら何をしたいですか?」と問われると、「この髪型を変えたいですね。気に入ってたのかずっと毎日この髪型してたんですよ。(昔の)写真が全部この髪型なんで。あとこのポーズも変えたいです。これが最高の決めポーズだったんですよ、当時は」と照れ笑いしながら答えた。
「僕だけがいない街」は、時間が巻き戻る不思議な現象“再上映(リバイバル)”に悩まされる青年・藤沼悟が時空移動を繰り返し、とある事件の真相に迫っていく姿を描いたサスペンス。原作マンガはヤングエース(KADOKAWA)にて連載中で、テレビアニメもフジテレビのノイタミナ枠ほかで放送されている。実写映画は3月19日より全国でロードショー。
※記事初出時、本文に誤記がありました。お詫びして訂正いたします。
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ナスハラ @paranas1995
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