「ノラガミ」は、5円の賽銭でどんな依頼も受け付ける無名の神・夜トと、事故で半妖になってしまった少女・ひより、夜トに拾われた少年・雪音を軸に描くファンタジー。舞台では原作をもとにしたオリジナルストーリーが展開される。昨日1月27日にはゲネプロと囲み取材が行われ、囲み取材に夜ト役の
座長を務める鈴木は「皆スタンバイに入っていてテンションを上げている。最高のものをお届けしたいと思っています」と宣言。アニメ版の放送時から同作のファンで、「舞台化したら雪音役を演じるのは自分だろうと思っていた」という植田は、舞台の見どころについて「映像がすごい」と前置きしながら、「でも(映像以外にも)お芝居の部分もたくさん稽古してきて、積み重ねてきたものがあります。そういう部分も全部ひっくるめて、これが『ノラガミ』だと言えるものになっています」とアピールした。
舞台オリジナルのキャラクター・優流役を演じる崎山。そのキャラクターの見どころについて「(夜トと偶然出会う普通の人間という役どころなので、作品を知らない)お客さんの目線にもなれるキャラクターなのかなと思っています。彼が夜トとどう絡んでいくかを見てほしいです」と説明した。
稽古時に苦労したエピソードについて、鈴木は「アクションが見どころのひとつなので、1つひとつの動きがキャラに合うよう何度も修正を重ねました。殺陣にはキャラクターがしっかりノッています」と振り返る。これに対し長谷川も「夜トや(安藤彩華が演じる)毘沙門は殺陣がすごいです。ただ私が演じるひよりも『動けるのが魅力』なキャラなので、キックの練習をがんばりました」と続けた。
また記者から好きなシーンを問われた鈴木が「雪音と衝突するシーン。唯一2人だけのシーンで、やる前から雪音との関係性を考えていました。そこは目一杯ぶつかっていきたいですし、やりたいことがすべて詰まっています」と答えると、植田も「被ってて申し訳ないけどそこ。拡樹君の相方をやれるのはうれしいなと当初から思っていました」と同様の回答を。長谷川も「被っちゃうけど、私もあそこは見入っちゃいます」と語り、最後に崎山が「僕も被っちゃうんですけど……」と喋り始めるや鈴木と植田から「わかってるねー(笑)」とツッコミが入り、取材陣から笑いが起こる。
これまでも舞台「弱虫ペダル」などで共演経験のある鈴木と植田。本作でのキャスティングについて鈴木が「役者としての植田圭輔を知っているから、最初から信頼感があった」と語れば、植田も「まさか拡樹君の首を絞められるとは思いませんでした(笑)。(演技中に)『(相手が)こうきたから、(自分は)そういこう』みたいなことが自然とできる関係性になれたのはうれしい」と述べ、強い信頼関係を伺わせた。
舞台「ノラガミ-神と願い-」は本日から31日までの期間、計8公演を上演。全公演で当日券が販売されるほか、1月31日18時からの千秋楽は全国の劇場でライブビューイングが行われる。このほか舞台のDVDが、5月27日に発売されることも決定した。初回分には特典としてブックレットが封入される。
舞台「ノラガミ-神と願い-」
期間:2016年1月28日(木)~31日(日)全8公演
会場:AiiA 2.5 Theater Tokyo
キャスト
夜ト役:
雪音:
壱岐ひより:長谷川かすみ
毘沙門:安藤彩華
兆麻:
小福:糸原美波
大黒:
天神:和泉宗兵
真喩:吉田怜菜
優流:
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