「こたつ de オレンジ」と名付けられた本日の試写会では、観客がこたつに入りながら映画を鑑賞。会場に所狭しと並べられたこたつや、机上のみかんを見た山崎が「異様ですね」と思わず口にすると、土屋も「ここまできたら宇宙基地みたい」と続ける。さらに初号試写で本作を鑑賞し号泣してしまったという山崎は、「(こたつの上に)ティッシュが置いてあるので、もし涙が垂れてしまったらさっと拭いて下さい。もし泣かなかった人も、みかん汁を目に飛ばして涙を出してもらえれば(笑)」と冗談交じりに語った。
16歳の菜穂のもとに、26歳の自分から手紙が届くというストーリーになぞらえ、10代、20代の女性限定として行われた本日のイベント。2つの年齢の女性を演じ分ける苦労について問われた土屋は、「翔がいなくなってからの記憶や、須和と結婚して子供を産んでからの母性は16歳の菜穂にはないものなので、その点は意識しながら演じました」と回答する。
続いて2人もステージ上のこたつの中へ入り、事前に行われた10代・20代女性の価値観についてのアンケート結果を紹介。「好きな人が自分の友人を好きだったら」という質問では、10代の多くが「諦めずアピールする」と答えた一方で、20代は「諦めて応援する」「何もせずにチャンスを待つ」との回答の割合が増加する結果に。これを受け2人は「10代は攻めの姿勢がある」「勢いが違うね」と盛り上がる。「タイムスリップできるなら過去か未来か」との問いに、10代、20代ともに過去と答えたのに対し、2人はどちらも未来と回答。土屋が「過去に行きたいっていう気持ちもすごいわかるんです。でも過去を変えちゃったら今がないかもしれない」と語れば、山崎も同様に「もしかしたら、このこたつに入っていなかったかもしれない。未来に行っていろんなことを知って自分のためになることをしていきたい」とコメントした。
「10代のうちにやっておきたいこと、やっておけばよかったこと」の質問には10代、20代ともに、「制服デート」との回答に多くの票が集まる。これには2人も納得し、土屋は「(制服デートできなかったので)この答えがグッサリ刺さってる(笑)。すごくいいなと思います」と恨めしそうな顔を見せた。
「orange」は16歳の女子高生・高宮菜穂のもとに10年後の自分から手紙が届き、彼女が恋をした成瀬翔を救うため奮闘するSFラブストーリー。映画は12月12日に全国東宝系にて公開される。
なおコミックナタリーでは映画の公開に合わせ、同作の特集を展開。土屋と監督を務めた橋本光二郎にインタビューを実施し、マンガを映像化することについてのこだわりや、「orange」という作品が持つ魅力、菜穂の役作りなどについて語ってもらったのでこちらもチェックしてほしい。関連する特集・インタビュー
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