松駒・
「ニーチェ先生」は月刊コミックジーン(KADOKAWA)にて連載されている、コンビニエンスストアの店員を題材にしたコメディ。悟りを開いたかのような態度で客や店員を翻弄するバイト男性・ニーチェ先生役を務める間宮は「漫画と同じ土俵で勝負しようとすると絶対漫画の可能性には勝てない。漫画には漫画、映像には映像の武器があると思うし、自分は三次元の仁井を演じるつもりです」と、ドラマならではの魅力を表現することをアピールする。就職浪人中の松駒役を演じる浦井は「監督から『松駒君は浦井君そのものだからそのままで良い』と言われていたので、とても楽しく演じられました(笑)」と自然体で役に臨んだことを明かす。
ドラマの脚本・演出は「勇者ヨシヒコ」シリーズなどを手がけた
福田雄一監督コメント
えてして、こうした群像劇って主役が周りのボケ役によって沈んでしまうことがあり、特に間宮くん演じる仁井くんは無口なので、難しいところだったと思うのですが、間宮くんは見事な存在感で主役を誇示してくれました。
仁井くんのキャラクターは、ともするとお客様を傷つける危ういキャラクターですが、実写にする際、空気を読まず正論を言うキャラクターの色を強めて、ある意味のボケのポジションにしてみました。すべての発言は愛を持って言っているというスタンスです。間宮くんがそんな独特のキャラクターを見事に演じてくれたと思っています。
松駒くんは浦井健治くんの普段のキャラクターに寄せています。ミュージカルでとにかくカッコいいキャラクターを演じることが多い彼ですが、実は松駒くんにほど近い性格なので、とても書きやすく演じやすかったと思います。休憩時間の浦井、間宮の関係も、松駒、仁井の関係に近い雰囲気でやっていて、絶妙の空気が出せています。
今回の撮影で強く思ったのは、役者さんがそれぞれの相手が自分を面白がっているから、それに応えようとしてハジけているなということです。監督にでも視聴者にでもなく、目の前にいる共演者に応える芝居を全員がしていたように思います。なので、チームとしての熱は日を増すごとに高まりました。そんな熱がすべて作品に反映されていると思いますし、深夜ドラマにあるようでなかった独自ジャンルを築く新しいドラマに仕上がっていると思います。
ドラマ「ニーチェ先生」
原作:「ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~」漫画
脚本・演出:
キャスト:
制作プロダクション:MMJ
製作:2016「ニーチェ先生」製作委員会
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