佐藤と神木が10月10日から12日にかけ、北海道から福岡まで、23回にわたる舞台挨拶を行うキャンペーン「全国BAKU走!1MAN。人舞台挨拶」のラストを飾った、この日のイベント。佐藤はその心境を「今日の朝は札幌にいたんだよね、やっと帰ってこれました(笑)。たくさんの方とお会いできて、いろんな話をしてすごく有意義な時間を過ごせました」と思い返す。「やっと東京だな」と感慨深げに語る神木も、「観客の皆さんの上映後のいい意味での疲労感や、上映前のワクワク感を生で感じることができました」と続けた。
撮影時以上に神木の様々な面が見れたと語る佐藤は「昨日札幌で、ご飯を食べたんですよ。そのときに判明したんですけど。リュウはカニに触れないんです」と明かす。「でも食べるのは大好きなので、一緒に行ったら、身を取ってあげなくちゃいけない(笑)」と続けると、会場からは「かわいい」との声が上がる。客席からの声に対し、桐谷は「ええなあ、かわいいって言ってもらえて。俺だったら『えー、いい大人が』ってなるで」とコメント。当の神木は「舞台挨拶でも何度も助けてもらって、本当にいいお兄ちゃんだなと思いました」としみじみと話した。
また全国各地での舞台挨拶での思い出を問われた佐藤は「付き合ってちょうど4年目になるカップルが来ていて、『4年目ならプロポーズしてもいいんじゃない』って言ったら、本当にその場でプロポーズしたんです」と振り返る。一方神木は「北海道で『何度も聞かれてると思うんですが……』と前置きされたので、映画のお気に入りのシーンを聞かれるのかと思ったら、『筋子といくらどっちが好きですか』って言われたのは負けたと思いましたね」と返答し、会場を笑わせた。
舞台挨拶の最後には、10月3日の封切りから10月11日までの9日間で、観客動員数が50万人を超えたことが発表に。これを受け神木は「ホントにたくさんの方に観ていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。みんなで必死になって作り上げた作品なので、『バクマン。』って映画よかったよねと今後も皆さんの心の中に残ってくれればいいなと思います」と思いを口にする。佐藤も「映画公開後の評判がすごくよくて、改めてこんな素敵な映画に自分が出れたことがどれだけ幸せなのか感じています。これからもっと頑張っていかなきゃと思いました」と決意を口にした。
なおナタリーでは映画「バクマン。」のさまざまな面に焦点を当て、その魅力を紐解く特集を展開。大根、佐藤、神木の鼎談を映画ナタリー、小畑と大根の対談をコミックナタリー、主題歌および劇伴音楽を担当したサカナクションの山口一郎と、大根の対談を音楽ナタリーでそれぞれ公開しているのでチェックしてほしい。関連する特集・インタビュー
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Simona Stanzani 詩文奈 @simona_com
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