真城最高役の
最高のイメージカラーとも言える青のジャケットを身にまとった佐藤は、映画を「王道の青春ストーリーなんですけど、大根監督の手によって、最先端の技術を駆使したすごくスタイリッシュでハイセンスな作品になっています」と紹介。一方で秋人を彷彿とさせる赤のジャケット姿の神木は、「実際にジャンプマンガを読んでいるかのような爽快感のある映画です」とPRする。
マンガ家たちの執筆シーンに、CGを駆使したアクションシーンが採用されている本作。大根はこの意図について「劇中にはマンガを描くシーンが非常に多くあるので、山場になるだろうというのは想像していました。ただ、マンガを描いているだけだと地味な絵になりがちなので、その脳内がどうなっているのかを表現したかった」と説明した。これを受け佐藤が「まさか『バクマン。』でワイヤーに吊られるとは思いませんでした(笑)」と振り返れば、神木も「完成したものを見て唖然としました」と思い返す。2人とともにアクションシーンの撮影に挑んだ染谷が「おふたりともアクションにキレがあってすごかったです」と語ると、大根が「現場では『るろ剣』対『寄生獣』だと思いながらやってましたよ(笑)」と突っ込みを入れた。
週刊少年ジャンプ(集英社)の編集長を演じたリリーは、「(編集部のシーンは)男ばかりで、現場で一度も女性のキャストに合わないまま終わりました」とぼやきながら、「日の出のシーンを撮るのに(大根監督が)『俺は本物の日の出じゃないと撮らない』と言って、みんなで朝日が出るのを待ったりしました」と裏話を明かす。その後、神木が編集部での撮影の合間、山田から腹筋トレーニングを伝授されたというエピソードを語ると「見たい!」との声が。神木が「こんな感じで膝を曲げて……」と実演すると、ファンからは大歓声が。
完成報告イベント後には、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて舞台挨拶も実施。注目してほしいシーンについて「やっぱりCGバトルシーンですね」と語る佐藤は、「『マンガ家の脳内を視覚的に再現するとこうなるのか』というのが体現されている画期的なシーンだと思います」とその出来に自信を見せた。
また撮影時の苦労を問われた大根が「(佐藤と神木の)2人が童貞に見えるかどうかが問題だった。まあ神木は心配なかったけど」とコメントすると、神木は思わず苦笑い。佐藤も「正直本当に心配で、みなさんにチェックしてほしいです。もしそう見えたら『佐藤健は童貞だったよ』と広めて欲しいです」と呼びかけた。
「バクマン。」は真城最高と高木秋人の2人がコンビを組み、マンガ家の道を歩んでいく様を描いた青春ストーリー。映画は10月3日に全国東宝系にて封切られる。
※動画は現在非公開です。
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