攻殻機動隊の結成前に焦点を当てた劇場アニメ「攻殻機動隊ARISE」を舞台化する本作。発表会には舞台の脚本を手がける
舞台化が決定した際の感想を問われた藤咲は「映像に特化した作品だし『本当にやるの?』という感じでした。電脳空間やサイボーグアクション、ロジコマをどうするのかという部分もありますし」と回想。また「攻殻機動隊」シリーズと縁の深い押井守には「俺も(舞台を)やりたい」と言われ、バトーの義眼をはじめとする義体の再現にあたっては「キャストにお面を被せればいいんだ」と提案されたことを明かす。押井のアイデアについて藤咲は「僕らなりのやり方でやれればと思いますので、(アイデアは)盗まなくていいんじゃないですかね」と語りながらも、「最悪、お面をかぶったロジコマが出てくるかもしれません(笑)」とコメントする。
一方で学生時代から「攻殻機動隊」のファンだったという奥は、「まだ発表できないことも多く心苦しいのですが」と前置きし、「ほかの舞台では見たことのないやり方で、お客様にも(「攻殻機動隊」の世界を)実感していただけるようなアトラクションにしたいと考えております」と宣言。また「プロジェクションマッピングのようなものではなく、これまでの舞台では使われてこなかったテクノロジーを投入していきます。観客が演者とすべての電脳の情報を共有できるような、不思議な空間に誘いたい」と続けた。
また奥は塾に対し「最強のキャスト陣がいてこその演出だと思いますので、熟練の技をお借りしたい」と一言。これを受け塾は、キャストの発表前ということもあり「まだ私がやるかどうかわからないですからね。『誰がやるんだろう』と楽しみにしています」とおどけてみせた。
その後のキャストの発表が行われ、草薙素子役を
舞台「攻殻機動隊ARISE」は11月5日から15日にかけて、東京芸術劇場プレイハウスにて上演。チケットの販売情報などは舞台の公式サイトやTwitterにて随時告知される。
舞台「攻殻機動隊ARISE」
期間:2015年11月5日(木)~11月15日(日)
会場:東京芸術劇場プレイハウス
キャスト
草薙素子:
バトー:
トグサ:
荒巻大輔:塾一久
イシカワ:
パズ:井深克彦
サイトー:
ボーマ:
イバチ:
クルツ:
サイード:吉川麻美
ツダ・エマ:
ホセ:
スタッフ
原作:
監修:
演出:
脚本:
製作:攻殻機動隊ARISE STAGE PROJECT
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