撮影最終日となる当日は第1話として放送される、消しゴムを使った「ドミノ」の回を収録。撮影にあたり、スタッフは関くんの机の周りにさまざまな大きさの消しゴムを慎重に並べていく。カメラが回ると、倒れる消しゴムを横目に演技をするキャストたち。「となりの関くん」は、ほぼ横井さんのモノローグでストーリーが展開されていくため、撮影現場は基本的に静寂に包まれ、倒れていく消しゴムとコミカルなリアクションを取り続ける横井さんだけが物音を立てていた。
関くん役の
撮影後、取材に応じた渡辺は「マンガからそのまま飛び出てきたっていうぐらい、遊び道具も美術さんに精巧に作っていただいたので、それを観るだけでもすごく面白いと思ってもらえるはず」と語り、「原作を読んだことがない方でも気楽に、頭を空っぽにしていただければ本当にそれだけで楽しめるドラマだと思います」とメッセージを送った。さらに清水も「お風呂に入る前とか、仕事終わりにビールを飲みながらとか、パッて観て『プッ』て笑えちゃう作品だと思うので、ぜひ毎週楽しみにしながら全話観てください」とアピール。またクランクアップを祝し、原作者である森繁拓真からは「机の上の遊びを実現することに力を注いでいただいて、嬉しくて仕方ありませんでした」と喜びのコメントが寄せられている。
ドラマ「となりの関くんとるみちゃんの事象」は30分枠で、「となりの関くん」「るみちゃんの事象」を2本立てでオンエア。MBSでは7月26日から、TBSでは7月28日からそれぞれ放送がスタートする。またauの動画配信サービス・ビデオパスでは、7月30日より今作を独占配信。放送されない地域の人は、こちらをチェックしてみては。
森繁拓真コメント
キャストさん、撮影スタッフさん、そして監督お疲れ様でした。ドラマの見学に行ったとき、美術さんの作業するお部屋にたっぷりとお邪魔させて頂き楽しかったです。
全般にCGを使わない超アナログな撮影だったこともあって、美術の皆さんの苦心がとても重く伝わりました。
「まだ成功のめどが立っていない遊びもある」と撮影中の傍ら、別日用の調整を重ねていたりと、机の上の遊びを実現する事に力を注いでおられ、
「漫画で細かい事無視して描いて御免なさい・・」と思いつつも嬉しくて仕方ありませんでした。そんな小道具達を正確に操作する関くん役の渡辺さんや撮影さん達もきっと大変だったと思います。
横井さん役の清水さんは連日文字通り百面相でリアクションをとり続け、その傍で細川監督は横井さんの心の声を全部読み上げる仕事までしておられ、皆大変!というのが見学の感想でした。
クランクアップしたという事はアレは成功したのですね!嬉しい!早く観たい~っ!
ドラマ「となりの関くんとるみちゃんの事象」
MBS:2015年7月26日(日)から毎週日曜24:50~
TBS:2015年7月28日(火)から毎週火曜25:11~
※30分×全8話
「となりの関くん」
原作:
演出:細川徹、平林克理
脚本:細川徹
制作:ダブ
製作:ドラマの関くん製作委員会・MBS
「るみちゃんの事象」
原作:
演出:月川翔、深迫康之
脚本:月川翔
制作:ダブ
製作:るみちゃんのドラマ製作委員会・MBS
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リンク
- MBS・TBSドラマ「となりの関くんとるみちゃんの事象」公式サイト
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伊勢むく(雑誌の漫画家) @mukuise
「となりの関くん」撮影終了で関くん思わず涙、森繁拓真も「早く観たい~っ!」 - コミックナタリー http://t.co/ZTAZbPUEdM