囲み取材には金木研役の
そして田畑は「私たちが汗や涙、よだれ、血とか色々なものを流しながら発するエネルギーであるとか、匂いとか息づかいを一緒に体感できるのは舞台ならでは。生身の人間にしかできない新しい『東京喰種』をお届けできるように精一杯がんばります」とアピール。また鈴木は「原作ものは何本かやらせていただいてるんですが、原作を愛してる方にも好きになっていただきたいし、役者のファンで来てくれた方には『東京喰種』を好きになっていただきたい。いろんなコンテンツをつないでいけるような存在でありたいです」と挨拶した。
金木の幼馴染・ヒデこと永近英良を演じる宮崎は「永近英良として、金木研の居場所になれたらいいなと思います。この作品ではそれ1本に絞りたい」と潔くコメント。金木の運命を変えてしまう“大喰い”の喰種・利世を演じる浜田は、「稽古中に色気の『い』の字もないと言われてしまったんですが、利世はそこが重要なポイントだと思うので、自由に強く色気を出していきたいです」と語る。
そしてタトゥー、ピアスを全身に施し見事にウタに扮した村田は「話題作、人気キャラクターということでプレッシャーしかないんですが、非常に繊細かつエネルギッシュなキャスト陣と斬新な演出で革新的な作品になっていると思います」と自信のほどを伺わせる。君沢は「喰種は喰種で『私たちだって生きてる』という思いがあり、人間だって喰われちゃ困る。その切ないドラマがぶつかりあった作品だと思います。普通の2.5次元より圧倒的に芝居にこだわっています」と語り、役作りのため生卵を毎日6個飲んだことを告白。最後に小越が「原作の面白さも、僕たちが生身の人間でやる舞台の面白さも、たくさん詰まっているので楽しんでいただけたらうれしいです」と締めくくった。
公開稽古では本番さながらの熱演が披露され、利世に襲われる金木や董香のバトルシーンなど、さまざまな場面が映像などを巧みに交えて表現されている。人間と喰種の間で葛藤する運命を背負う主人公・金木を演じる小越の、身体を張った演技にも注目したい。演出は茅野イサム、脚本はTVアニメ「東京喰種トーキョーグール」と同じく御笠ノ忠次が務めている。
舞台「東京喰種トーキョーグール」は東京で7月8日まで上演されたのち、京都劇場にて7月18日より20日まで公演が行われる。なおDVD、Blu-rayが11月27日に発売されることも決定。Disc1には本編、Disc2には特典映像が収められる。
※7/3追記:写真を7枚追加しました。
舞台「東京喰種トーキョーグール」
東京公演
期間:2015年7月2日(木)~7月8日(水)
会場:AiiA 2.5 Theater Tokyo
京都公演
期間:2015年7月18日(土)~7月20日(月・祝)
会場:京都劇場
料金:(指定席)7000円
出演:
原作:
演出:茅野イサム
脚本:御笠ノ忠次
音楽:坂部剛
殺陣:清水大輔
舞台映像:石田肇、横山翼
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- 舞台『東京喰種』 ~ 2015年7月 東京・京都にて上演
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金木を演じる小越さんの一言は”今”にとって、とても意味がある発言。2.5次元を表現しようとした作品と”違った”形、是非観てみたいと思える。 http://t.co/yi5njOajbn