竹内順子が「ナルトのオリンピック」と語るNARUTOライブ、新作映画の話題も

岸本斉史「NARUTO-ナルト-」の音楽イベント「NARUTO THE LIVE vol.0」が、本日4月11日に東京国際フォーラムにて開催された。

「NARUTO-ナルト-」の連載開始15周年に合わせて立ち上げられた、「NARUTO 新時代開幕プロジェクト」の一環として行われたこのイベント。同作にゆかりのあるFLOW、乃木坂46、Aqua Timez、DOES、ダイスケ、7!!、DISH//、トミタ栞、山猿、吉田兄弟の10組が一堂に集った。

序盤には7!!、ダイスケ、トミタ栞、山猿が登場。それぞれがMCで「NARUTO」への思いを口にしながら、それぞれが手がけたアニメのオープニングやエンディングテーマを披露する。続けて津軽三味線奏者の吉田兄弟がステージに。東京・森アーツセンターギャラリーおよび、大阪文化館・天保山にて行われる「連載完結記念 岸本斉史 NARUTO－ナルト－展」のメインテーマ「PRANA」などを演奏した。

その後MCを務めるアメリカザリガニと、ナルトの着ぐるみ、アニメでナルト役の声優を務める竹内順子がステージに。竹内はライブの様子について「お客さんとして観てしまって仕事モードになれない。『NARUTO』のオリンピックみたいだね」とコメント。また本日のイベントに3万通近くの応募があったことにアメリカザリガニが触れると、会場に集まった1400名の観客からはどよめきが起こった。次いでDOESのライブがスタート。「NARUTO-ナルト-疾風伝」のオープニング「紅蓮」などを披露した後、「『NARUTO』のネタが無くなっちゃったので……、『銀魂』の曲やってもいい？」と会場に語りかけ「バクチ・ダンサー」を歌い上げる。

ライブは休憩を挟み後半戦へと突入。Aqua Timezが「真夜中のオーケストラ」、DISH//が「I Can Hear」、乃木坂46が「月の大きさ」などの楽曲をパフォーマンスする。「NARUTO」が人生の教科書だと語る乃木坂46の生駒里奈は、その後のトークコーナーにも参加。8月7日より公開される「NARUTO」の新作映画「BORUTO-NARUTO THE MOVIE-」の特報映像を、観客とともに観賞した。映像観賞後、竹内は新作映画の内容についてまったく知らないと前置きしつつも、「ただ、岸本先生が嘘を言っていなければ、サスケがすごい活躍するらしいですよ」と含みを持たせながら語る。トークコーナーの最後には、岸本から届いたメッセージが竹内によって読み上げられた。

ライブのトリを務めたのは「NARUTO」の主題歌を複数回にわたって手がけてきたFLOW。ボーカルのKEIGOは「『NARUTO』とコラボレーションさせていただいたおかげで、FLOWというバンドをより多くのみなさんに知ってもらえた。勝手に言わせてもらうと戦友だと思っています」とその思いを熱弁。「Sign」や、現在上演中の舞台「ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』」のイメージソング「光追いかけて」に、「Re:member」「GO!!!」の4曲を披露し大団円のうちにイベントは締めくくられた。